| 所在地 | 石川県小松市波佐谷町 |
| 立地 | 丘陵先端、標高70m |
| 遺構 | 曲輪 |
| 規模 | 不明 |
| 城主 | 蓮綱 |
| 時期 | 室町、戦国 |
| 駐車場 | 波佐谷公民館に数台停められる |
| 訪城(登城口)のアクセス | |
| 城内の散策路 | |
| 遺構・縄張の残り具合 | |
| 遺構の地表状態 | |
| 城館からの眺望 | |
| 城館の見学時間(登城口から) | |
| 見学の服装 |
配布カード
波佐谷松岡寺 Ver.1.0
攻城月:2020年4月
踏査時間:約25分
踏査の実際は波佐谷城を巡り松岡寺跡から磯前神社に下りるという行程だったが、それだとわかりにくいので磯前神社を出発するコースとして紹介する。

波佐谷集落の氏神、磯前神社からスタートする。

本殿背後の切り立った断崖擁壁と右奥の丘陵上辺りが松岡寺跡と考えられている。

本殿右に「松岡寺跡登り口」の階段がある。

階段を上り終わっても急な道が続く。

松岡寺跡の案内板は右に進む。

道中に頭部の破壊された石仏が残っている。

さらに上って行くと「松岡寺跡」の標柱が建つ。

この奥の平坦地が現在本堂跡と比定されている場所なのだが、近代に畑地として開墾されていたので証拠はでていない。
今は藪の部分も広いので平坦地の広さも実感しづらい。

戻って北へ坂を上る。

その先に氷室跡がある。

近世のものらしいので松岡寺とは時代が合わない。

氷室の西は藪が深いが、何とか縁のほうから入れそうだったので入る。

上ってきた道側に土塁上の高まりが認められる。
この曲輪については松岡寺の後に丘陵北側を中心として波佐谷城が築かれたため、松岡寺とどのくらい城域が被っているのかが議論になっている。

この曲輪は磯前神社の背後になり、大杉谷川流域が一望に監視できる。

中心部が盛り上がっているが、断崖は擁壁工事され、縁に手摺りが設けられているため、かなり改変されているのかもしれない。
松岡寺跡は地図に登録されていないので登り口の磯前神社を表示する。松岡寺跡はその南側。