鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定
鳥越城の山上駐車場に続く道路の災害復旧工事が終了し、ようやく6月19日に開通しました。

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定
開通に合わせて本丸にも入れるようになりました。

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定
曲輪斜面の崩れの一部は新しいシートで保護されていますが

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定
草が大きく育って崩れが隠れてしまった部分も多いです。整備区域の災害復旧工事は進んでいませんので見えないですが被害箇所はそのままです。

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定
今は草に混ざってアジサイが咲いていました。

今年は全国山城サミット白山大会が開催されるのでそれに合わせて特別展が開催されます。
白山市立博物館 「北陸最強の山城」展
鳥越一向一揆歴史館 「一向一揆最後の砦 鳥越の40年を振り返る」、宮下英樹「センゴク天正記」原画展
ともに7月18日(金)~9月23日(祝・火)

鳥越一向一揆歴史館では特別展の展示入れ替えのため、7月10日(木)~7月17日(木)と9月24日(水)~9月29日(月)は展示室は休館となります。受付は開いていますので物販や続100名城スタンプは対応できます。

全国山城サミット白山大会
9月14日(日)
シンポジウム「一向一揆(百姓ノモチタル国)と山城」
  記念講演 大澤研一氏(大阪歴史博物館館長)
パネルディスカッション「石川の山城 能登半島地震をふまえて」
  ゲスト 春風亭昇太氏、千田嘉博氏、宮下英樹氏
7月7日から事前申込みで応募多数の場合は抽選となります。詳細は白山市ホームページで発表。

9月15日(祝・月)
道の駅一向一揆の里特設会場 鳥越センゴクフェスタ

「徳丸城の堀切 新発見」特報作りました

去る1月末の晴れた日に能登半島地震の被害調査で徳丸城に登りました。山麓の登城口から一番奥のバセンバと呼ばれる曲輪までが知られている縄張で、その範囲は特に被害はありませんでした。

バセンバより先には城郭施設がないので引き返すのが通常ですが、今回は徳丸城と眉丈山雷ヶ峰(雨の宮古墳群1号墳)とが尾根でつながっているのか確認するため、バセンバの先の尾根をひたすら歩く覚悟でした。結果的に徳丸城と雷ヶ峰はつながっていたので、雨の宮古墳群を能越国境山地を監視する砦(西馬場砦)とした傍証が得られたと考えています。

その途中の尾根で偶然にも堀切を2本発見しました。火の見手前の堀切よりも深く保存状態のよい堀切で徳丸城内では最大級です。今回歩いた尾根は雷ヶ峰と徳丸峠につながり、徳丸城の北方から侵攻できる経路となりますが、尾根が細く兵を多く配置できないために、少ない兵でも守れるように見通しの悪い深い堀切を設けたと考えられます。

新発見の堀切1
徳丸城の堀切 新発見

徳丸城の堀切 新発見

新発見の堀切2
徳丸城の堀切 新発見

徳丸城の堀切 新発見

今回の発見の経緯やその後の調査結果をまとめた「城郭さんぽ特報第1号」を作成しました。A4サイズ裏表2ページにまとめ、徳丸城の御城印に同封して配布開始しました。

徳丸城の堀切 新発見

尚、これらの堀切のある尾根は非常に細い場所や滑りやすい場所があり、滑落すると怪我では済まないので十分な装備で出かけてください。装備に迷う方、雑木・雑草に覆われた山城めぐりに自信のない方は絶対に行かないでください。

のと里山里海ミュージアム あおカフェ
のと里山里海ミュージアム あおカフェ
石川県七尾市国分町イ部1番地 能登歴史公園(国分寺地区)内
営業時間:10:30~ラストオーダー(カフェメニューのラストオーダーは~15:30、日曜・祝日は~16:00)
休業日:火曜日、金曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
のと里山里海ミュージアム 利用案内

御城印 小丸山城 夏ver.の再配布を始めます

本日、花嫁のれん館のいしかわ城郭カードと季節デザインの御城印を春ver.から夏ver.に入れ替えました。初夏ver.は引き続き一ヵ月程度販売しています。

御城印 小丸山城 夏ver.の再配布を始めます
御朱印のモチーフになっているアジサイはまだまだ先になりそうです。

御城印 小丸山城 夏ver.の再配布を始めます
第二公園(二の丸)は白いシロツメクサや黄色の花で埋め尽くされたいます。ツツジは赤系がまだまだ綺麗に咲いています。

御城印 小丸山城 夏ver.の再配布を始めます
第一公園(本丸)と第二公園(二の丸)の災害復旧工事が始まりました。今回の工期は一月ほどなのでどこまで対応されるのか不明ですが、立ち入り禁止区域が変更されたらお知らせします。