今月7日に線状降水帯による豪雨で金沢北部では河川氾濫や土砂崩れなどの被害が多発しました。
二俣地区や三谷地区では田んぼの畦が崩れたというニュースを見たので同地区の山城に被害が出ていないか調査してきました。夏場の山城は草が繁茂して足元が見づらく、蚊が終始付きまとってくるので大変でした。
荒山城、砂子坂道場(光徳寺跡)、高峠城、柚木城、松根城の5城に行き、被害の見られた荒山城、高峠城、松根城の3城を報告します。
荒山城
山城に接して並行する二俣越の路肩が
2カ所崩れていました。
加賀側の入口になる両側の切岸が崩れて道に流出していました。
この時期は草に覆われるところが土が被さっている所は土砂が流れ込んでいることがわかります。
曲輪部分に被害は見られませんでした。主郭付近では昨年発掘調査を行なったようです。途中になっているので暑さが和らいだら再開するのかもしれません。
高峠城
道路からほぼ藪漕ぎで疲れました。大きく崩れた場所はありませんでしたが、発掘調査も行なわれた主郭南斜面は草が生えておらず所々小さな平坦地となっていました。おそらく発掘調査後埋め戻した軟らかい土をイノシシが掘り返し、先日の豪雨で斜面上を雨が流れ下った結果だと思われます。
松根城
トイレ裏を回り込んだ横堀の入口付近の斜面が崩れていました。
のぞくとかなり下の方まで深くえぐっているようでした。
数日前に地元新聞に松根城の大堀切が整備完了したという記事が載りました。
発掘調査の結果を受けて堀切中央に土塁が復元され、両側に見学通路が設けられました。
土塁は草が生えて高さも実感できない状態で、記事は整備が完了した5月末あたりの写真が載っていたようです。来月の山城サミットを盛り上げるために今記事になったのかもしれませんがサミット前に草刈りされるでしょうか?このままなら見学は草枯れの時期がいいかもしれません。松根城は曲輪の再整備も予定されていて朽ちたベンチなどは撤去されるようです。