倶利伽羅塾では2026年1月6日から1ヵ月程度、改修工事のため宿泊・日帰り入浴が臨時休業となります。その期間、売店は7:30~16:00の営業となります。期間内に売店も数日程度臨時休業となるようですので情報が入ったらご案内します。
「配布等お知らせ」カテゴリーアーカイブ
能登半島地震応援セット 配布期間のお知らせ
能登半島地震応援セットは配布先の売上の落ち込みを応援するために2024年8月から販売しておりますが、地震から3年目を迎える2026年末までで販売終了する予定です。販売数量に限りがありますので配布先によって年途中で終了することがあります。入手をお考えの方はお早めにお買い求めください。
また、来年中に能登半島地震の城郭被害をまとめた冊子を作成する予定です。
鳥越城跡附二曲城跡 国指定史跡40周年記念符 配布期間のお知らせ

国指定史跡40周年記念符の単品配布を年末で終了します。
販売最終日は2025年12月28日(日)です。
能登半島地震応援セットには来年以降も販売終了まで封入しています。
末森城御城印

末森城がある宝達志水町が御城印を作成しました。通常版と合併20周年記念版の2種類で記念版は数量限定となっています。
頒布場所
宝達志水町埋蔵文化財センター
宝達志水町小川ハ249番地1
毎週金曜 午前9時~午後5時(祝日、年末年始を除く)
宝達志水町生涯学習センター(さくらドーム21)
宝達志水町子浦そ18番地1
毎週月曜~金曜 午前9時~午後5時(祝日、年末年始を除く)
平日のみの頒布となっていますが、3日から宝達志水町埋蔵文化財センターで企画展が始まります。開催期間中は週末でも入手できると思いますので気になる方は展示に行ってみては


戦国金沢の山城展
今秋開催される城郭関係の展示をご案内します。

金沢埋蔵文化財センターで「戦国金沢の山城」展が開催中です。

12月7日まで

一番の見どころは加越国境城郭群の前田方の高峠城と佐々方の荒山城の赤色立体図の立体模型です。同縮尺で作られた模型で城の規模の違いが明確にわかります。
次に、宝達志水町埋蔵文化財センターの令和7年度企画展「宝達志水町の遺跡と指定文化財」。散田金谷古墳や末森城跡など6か所の指定史跡などが展示されるようです。
令和7年10月3日~11月3日(期間中無休)
10月11日(土)14時から展示解説があります。
第32回全国山城サミット白山大会ご来場ありがとうございました
第32回全国山城サミット白山大会は2日間の日程を無事に終了しました。ご来場いただいた方はありがとうございました。

天候が心配された14日は未明から断続的に雨が降りました。鳥越一向一揆歴史館が開館した9時からも時折強く雨が降る中でご来館いただいた方もあり感謝です。

午後は松任のシンポジウムに参加しました。鳥越中学校3年生による劇は良かったです。千田先生と昇太師匠は7月の七尾市に続く参加でしたがいつも通りの楽しい掛け合いでした。

15日は朝から良い天気でした。道の駅駐車場にずらりと並ぶ関係自治体のブース、

ステージイベントも楽しそうでしたが、記念印を販売する手伝いで全く見物できなかったのが心残りです。
やはり提供するより参加するほうが気楽ですね。昨年までの信じられない来場者数の話を聞いていたのでかなり身構えていたのですが、JR駅から遠い地で、多くのイベントが重なった三連休だったこともあってか、午後はかなり落ち着いた人流だったなと思いました。
2日間に記念印や御城印、城郭カードを購入いただいた方々、本当にありがとうございました。初めて短期限定の記念印を販売しましたが課題がいろいろ見つかって勉強になりました。

鳥越一向一揆歴史館では15日からシンポジウムのパネルディスカッションに登場した4名のサイン色紙や

宮下英樹先生の仙石権兵衛を描いたサイン色紙を掲示しています(歴史館としては顕如がよかった)。センゴク天正記原画展は来週23日まで開催していますので、まだ見ていないという方はサイン色紙も見られますので来館お待ちしています。
第32回全国山城サミット白山大会 記念印あります

第32回全国山城サミット白山大会までいよいよ1週間、9月14日(日)・15日(月・祝)の2日間で開催されます。
9月14日 13:00~16:30
歴史を語るシンポジウム
会場 白山市松任文化会館ピーノ
※事前申込みはすでに終了しています。
9月15日 10:00~16:00
鳥越センゴクフェスタ
会場 道の駅一向一揆の里特設会場
10:00 オープニングセレモニー
10:10 号令・のろし
10:20 火縄実演(五箇山塩硝鉄砲隊)
10:50 城山太鼓、三ツ屋野ニワカ
10:10 鳥越城哀歌
11:20 詩吟「鳥越城跡残照」
11:50 全国・石川の山城紹介
13:30 和太鼓演奏
13:30 火縄実演(五箇山塩硝鉄砲隊)、火縄銃トーク(澤田平氏)
14:15 「鳥越城炎上」作家トーク(吉村正夫氏)
14:30 鳥越地区を中心とする民謡生唄
15:00 終了
※飲食ブース、全国・石川の山城紹介コーナーあり
※11:50 仙石権兵衛登場(有志コスプレイヤー)は未定になったようです(9/13)。

(地図は拡大できます)
15日は道の駅一向一揆の里・鳥越一向一揆歴史館の駐車場は使用できませんので、鶴来駅からの無料シャトルバス、鳥越市民サービスセンター(80台)と鳥越中学校(250台)の駐車場をご利用ください。

鳥越城跡へアシスト付き自転車へ行く「e-BIKEツアー」
15日 10:30~、11:40~、13:00~(1回500円ガイド付き)
シャトルバスで行く鳥越城ガイドツアー(1回500円、6往復)もあります。

白山市立博物館「北陸最強の山城」展
鳥越一向一揆歴史館「一向一揆最後の砦 鳥越城の40年を振り返る」

鳥越一向一揆歴史館「宮下英樹 センゴク天正記原画展」
開催中です。

全国山城サミット開催の記念印を作成しました。

記念印と鳥越城特別版の2枚セット
限定200セット 1000円

能登半島地震応援セット 山城サミットバージョン
限定50セット 2000円
の2種類になります。記念印セットは14日・15日の2日間限定となります。
当日は大変混雑が予想されるため、シンポジウムの開催される14日午後は人手不足のため販売を休止させていただきます。
販売時間
14日 9:00~11:00
15日 9:00~17:00
鳥越一向一揆歴史館で販売します。
14日の販売時間は12:00から11:00までに訂正しました。ご了承ください。(9月9日)
今から楽しみです。皆様も展示やイベント楽しんで下さい。
心配なのは天気です。晴れることを祈っています。
御城印 小丸山城 秋ver.の再配布を始めます
本日、花嫁のれん館のいしかわ城郭カードと季節デザインの御城印を夏ver.から秋ver.に入れ替えました。

8月末までの災害復旧工事によって第一公園(本丸)にようやく入れるようになりました。
展望所下の通路はまだ通行禁止です。

地割れのあった部分は埋められていましたが場所は何となくわかります。

案内板付近のズレた石畳や縁石は元通りに修復されました。

石碑前の陥没した石畳も修復されました。

第一公園(本丸)の立入はできるようになりましたが、まだ歌碑のある南西隅櫓台跡や

日像上人像の立つ南東隅櫓台跡、

展望所は立入禁止になっています。来年のさくら祭りはできそうで良かったです。
いしかわ城郭カード 莇生城・千代城・二口城 配布始めます

本日8月9日から花山亭にて、いしかわ城郭カードの莇生城・千代城・二口城の3城を配布開始しました。(1枚200円)
当店ではチラシ入り袋詰め形式での販売となりますので、店頭在庫の都合上一時的に品切れになるかもしれません。ご了承下さい。
最終配布数
莇生城 Ver.1.0 200枚
千代城 Ver.1.0 200枚
二口城 Ver.1.0 200枚

石川県小松市那谷町ユ122-8(那谷寺駐車場内)
営業時間:9:15~16:00
休業日:不定休
※那谷寺の拝観状況により営業時間短縮や休業になる場合があります。
※郵送対応不可
いしかわ城郭カード 多茂城・小竹砦 配布始めます

昨日8月7日からのと里山里海ミュージアム内のあおカフェにて、いしかわ城郭カードの多茂城・小竹砦の2種の配布を開始しました。
最終配布数
多茂城 Ver.1.0 200枚
小竹砦 Ver.1.0 200枚
あおカフェでは地元企業が古墳のクリアファイルやマスキングテープ等オリジナル商品を作成して販売しています。そこに今回当社が御墳印と古墳カードのセットを9種作成して販売開始しました。詳細は別途お知らせします。

のと里山里海ミュージアム あおカフェ
石川県七尾市国分町イ部1番地 能登歴史公園(国分寺地区)内
営業時間:10:30~ラストオーダー(カフェメニューのラストオーダーは~15:30、日曜・祝日は~16:00)
休業日:火曜日、金曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
のと里山里海ミュージアム 利用案内
七尾城跡復興イベントで見た七尾城の現状

先日20日に七尾市で「令和6年能登半島地震復興イベント」が開催され、参加しましたので一部報告します。

午後のシンポジウムに先駆けて午前中に春風亭昇太師匠と七尾城を城あるきイベントがありました。先着60名の参加応募はあっという間だったそうです。

バスで駐車場に到着すると、昇太師匠と城あるきには参加予定のなかった千田嘉博先生が待っていました。千田先生は腰の調子が悪く挨拶のみでしたが、私たちが到着する前に桜馬場あたりまで行って昇太師匠と七尾城談義に花を咲かせたそうです。

城あるきでは駐車場から調度丸、桜馬場、温井屋敷、遊佐屋敷、本丸とまわり、昇太師匠と地震被害状況や復旧方法などを見聞きしました。

当日の本丸は夏時期にしてはすっきりと晴れ渡っていました。日陰は風も通って思っていたより涼しかったですが遮るもののない本丸はやはり暑かったです。

昇太師匠のつなぎに地下足袋の姿は城あるきのための最小の荷物になる工夫だそうです。
約1時間でしたがあっという間に終了し、とても楽しい城あるきでした。

地震直後にはブルーシートを被せていた場所でも温井屋敷の二の丸側石垣や

九尺石は外されて崩れた様子が見えるようになっていました。

午後は七尾市文化ホールで昇太師匠と千田先生の講演とトークセッションがありました。
会場はほぼ満席となり、こちらもあっという間の楽しい時間でした。

実は千田先生、城あるきできなかった時間で自著にサイン書いてくれていました。速攻買いました。
始まるまでの間、購入した本の「はじめに」を読んでいたところ妙に共感する部分がありました。
「そして城が好きになると、どんどん深みにはまる。標準的な城好きの進化過程は、およそ次のようである。
第一段階 天守や櫓などの城の建造物に感心をもつ。
第二段階 石垣や堀といった城の土木構築物が気になる。
第三段階 建物がまったく残っていない「城跡」をよろこんで訪ねるようになる。
第四段階 ついには石垣もない、ただ地面が凸凹しているだけの土の城を心から楽しめるようになる。
つまり城好きを究めた第四段階になると、一般常識では何もないと思う山林で、地面のわずかな凹みや盛り上がりを観察してよろこび、歴史を考えて感動できる。これまでの知識と城跡歩きの経験を総動員して、この窪みには城門があった、この高まりには櫓が建っていたと、脳内で城を復元するようになる。」
私も同じような経緯を辿って第三段階まで約10年でしたが、第四段階はカード制作を始めるため足を踏み入れるまで約25年かかりました。今は第二段階の人からみても十分に変人の類いですね。でも楽しいです。
石川県で例えると、第一段階は金沢城、第二段階は七尾城や鳥越城、第三段階は大聖寺城や穴水城など整備された山城、第四段階は金丸城や勝山城など整備されていない山城というところでしょうか。これからも第四段階を目指す人を誘うためにいしかわ城郭カードを作ります(笑)。
鳥越一向一揆歴史館 企画展「一向一揆最後の砦 鳥越城の40年を振り返る」

鳥越一向一揆歴史館 企画展「一向一揆最後の砦 鳥越城の40年を振り返る」
2024年7月18日(金)~9月23日(火・祝)
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
チラシがようやく入手できました。今年は9月に全国山城サミット白山大会が開催されるので、白山市立博物館でも関連企画展として「北陸最強の山城」展を開催します。
全国山城サミット白山大会 9月14日(日)・15日(月・祝)
各館ギャラリートークの予定があり、鳥越一向一揆歴史館は8月26日(火)14時から、白山市立博物館は8月2日(土)14時からです。
鳥越一向一揆歴史館では七尾市出身の漫画家宮下英樹氏の代表作である「センゴク天正記」の原画展が同時開催されています。
ぜひお越しください。

鳥越城の立ち入り禁止解除と歴史館休館予定

鳥越城の山上駐車場に続く道路の災害復旧工事が終了し、ようやく6月19日に開通しました。

開通に合わせて本丸にも入れるようになりました。

曲輪斜面の崩れの一部は新しいシートで保護されていますが

草が大きく育って崩れが隠れてしまった部分も多いです。整備区域の災害復旧工事は進んでいませんので見えないですが被害箇所はそのままです。

今は草に混ざってアジサイが咲いていました。
今年は全国山城サミット白山大会が開催されるのでそれに合わせて特別展が開催されます。
白山市立博物館 「北陸最強の山城」展
鳥越一向一揆歴史館 「一向一揆最後の砦 鳥越の40年を振り返る」、宮下英樹「センゴク天正記」原画展
ともに7月18日(金)~9月23日(祝・火)
鳥越一向一揆歴史館では特別展の展示入れ替えのため、7月10日(木)~7月17日(木)と9月24日(水)~9月29日(月)は展示室は休館となります。受付は開いていますので物販や続100名城スタンプは対応できます。
全国山城サミット白山大会
9月14日(日)
シンポジウム「一向一揆(百姓ノモチタル国)と山城」
記念講演 大澤研一氏(大阪歴史博物館館長)
パネルディスカッション「石川の山城 能登半島地震をふまえて」
ゲスト 春風亭昇太氏、千田嘉博氏、宮下英樹氏
7月7日から事前申込みで応募多数の場合は抽選となります。詳細は白山市ホームページで発表。
9月15日(祝・月)
道の駅一向一揆の里特設会場 鳥越センゴクフェスタ
「徳丸城の堀切 新発見」特報作りました
去る1月末の晴れた日に能登半島地震の被害調査で徳丸城に登りました。山麓の登城口から一番奥のバセンバと呼ばれる曲輪までが知られている縄張で、その範囲は特に被害はありませんでした。
バセンバより先には城郭施設がないので引き返すのが通常ですが、今回は徳丸城と眉丈山雷ヶ峰(雨の宮古墳群1号墳)とが尾根でつながっているのか確認するため、バセンバの先の尾根をひたすら歩く覚悟でした。結果的に徳丸城と雷ヶ峰はつながっていたので、雨の宮古墳群を能越国境山地を監視する砦(西馬場砦)とした傍証が得られたと考えています。
その途中の尾根で偶然にも堀切を2本発見しました。火の見手前の堀切よりも深く保存状態のよい堀切で徳丸城内では最大級です。今回歩いた尾根は雷ヶ峰と徳丸峠につながり、徳丸城の北方から侵攻できる経路となりますが、尾根が細く兵を多く配置できないために、少ない兵でも守れるように見通しの悪い深い堀切を設けたと考えられます。
新発見の堀切1


新発見の堀切2


今回の発見の経緯やその後の調査結果をまとめた「城郭さんぽ特報第1号」を作成しました。A4サイズ裏表2ページにまとめ、徳丸城の御城印に同封して配布開始しました。

尚、これらの堀切のある尾根は非常に細い場所や滑りやすい場所があり、滑落すると怪我では済まないので十分な装備で出かけてください。装備に迷う方、雑木・雑草に覆われた山城めぐりに自信のない方は絶対に行かないでください。

のと里山里海ミュージアム あおカフェ
石川県七尾市国分町イ部1番地 能登歴史公園(国分寺地区)内
営業時間:10:30~ラストオーダー(カフェメニューのラストオーダーは~15:30、日曜・祝日は~16:00)
休業日:火曜日、金曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
のと里山里海ミュージアム 利用案内
御城印 小丸山城 夏ver.の再配布を始めます
本日、花嫁のれん館のいしかわ城郭カードと季節デザインの御城印を春ver.から夏ver.に入れ替えました。初夏ver.は引き続き一ヵ月程度販売しています。

御朱印のモチーフになっているアジサイはまだまだ先になりそうです。

第二公園(二の丸)は白いシロツメクサや黄色の花で埋め尽くされたいます。ツツジは赤系がまだまだ綺麗に咲いています。

第一公園(本丸)と第二公園(二の丸)の災害復旧工事が始まりました。今回の工期は一月ほどなのでどこまで対応されるのか不明ですが、立ち入り禁止区域が変更されたらお知らせします。
能登半島地震応援セット 第2弾
昨年8月から「能登半島地震応援セット 第1弾」を販売していますが、先月調査した黒峰城をもって予定していた地震被害調査を終えたことから「能登半島地震応援セット 第2弾」に順次入れ替えています。

「城郭被災カード」は全34城、「地震地殻変動カード」は全12地点となり、道の駅すずなり、道の駅のと里山空港、あおカフェでは封入される「城郭被災カード」を大幅に増やしました。他の配付場所も含めて「地震地殻変動カード」は1枚から3枚に増やしています。一番多いあおカフェでは合わせて11枚封入しています。
本日、奥能登と七尾で入れ替えてきましたので、喜船商店(5月16日入替完了)を除く、道の駅すずなり、道の駅のと里山空港、あおカフェ、花嫁のれん館、倶利伽羅塾、鳥越一向一揆歴史館で第2弾の販売を開始しています。尚、道の駅のと里山空港は「城郭被災カード」が多くなったので2種類(セット1,セット2)に分けました。
各カードは表裏両面に写真を載せていますが、2枚では伝えきれない状況も多いのでいつになるか分かりませんが地震被害をまとめた冊子を作成する予定です。各カードの表面を紹介します。裏面は入手して確認してください。
城郭被災カード 全34種


































地震地殻変動カード 全12種












御城印 小丸山城 初夏ver.の再配布及び新カードの配布

本日から花嫁のれん館にて、いしかわ城郭カードの小丸山城 初夏ver. 2種(1枚200円)と、季節デザインの御城印(来城記念符)(1枚300円)の販売を再開します。
春ver.は引き続き5月末まで販売します。初夏ver.は5・6月の販売となります。
昨年まで初夏ver.のいしかわ城郭カードはVer.12 1種類でしたが、昨年咲きそろったツツジの写真が撮れましたのでVer.12は販売終了し、Ver.13 Ver.14の2種類を販売開始します。
花嫁のれん館では現在、いしかわ城郭カード4種と御城印2種、能登半島地震応援セットを販売しています。
※来城記念符シリーズは、現在ネット販売、個別の販売・郵送には対応しておりません。周辺観光を兼ねて、ぜひ現地で購入してください。花嫁のれん館では郵送、代引き発送は行なっておりません。
小丸山城公園は現在も第1公園(本丸)は立ち入り禁止です。今年は2月の大雪でツツジが遅れています。八重桜は満開で見頃です。GW後半には青柏祭(5月3日~5日)が地震前の形式で開催されます。

新カードの本丸展望台下のツツジの現在

新カードの堀切前のツツジの現在

愛宕山相撲場横の八重桜

一本杉通りで組み立てられている青柏祭の魚町の山車

石川県七尾市馬出町ツ部49
開館時間:9:30~16:00(入館は15:30まで)
休館日:年末年始
花嫁のれん館ホームページ
※郵送対応不可
鳥越城跡附二曲城跡 国指定史跡40周年記念符 配布のお知らせ

現在、能登半島地震応援セットで配布している入館者20万人達成記念符は1年の区切りとなる2025年4月25日(金)で配布を終了いたします。残り50セットくらいですが途中で品切れとなった場合は配布終了しますのでご了承ください。

今年2025年は、鳥越城が「鳥越城跡附二曲城跡」として国指定史跡となってから40周年となります。9月に白山市で山城サミットの開催が予定されている記念すべき年でもあり、国指定史跡40周年記念符の配布を4月26日に開始します。
そこで2025年4月26日(土曜日)から能登半島地震応援セットは一部内容を変更します。
現在(2025年4月25日まで)
・御城印5種(鳥越城(特別版)、鳥越城、高尾城、蓮台寺城、二曲城)
・入館者20万人達成記念符
・城郭被災カード2種(鳥越城R4豪雨、鳥越城R6能登半島地震)
・地震地殻変動カード1種
↓
2025年4月26日から
・御城印5種(鳥越城(特別版)、鳥越城、高尾城、蓮台寺城、二曲城)
・国指定史跡40周年記念符
・城郭被災カード2種(鳥越城R4豪雨、鳥越城R6能登半島地震)
・地震地殻変動カード3種
販売価格は1セット1800円(税込)で変更ありません。
尚、国指定史跡40周年記念符は4月26日から単品販売(1枚300円)も開始します。単品販売は山城サミット後もしばらく販売する予定です。能登半島地震応援セットは数量限定となりますが、国指定史跡40周年記念符の分だけお得ですよ。
鳥越城は令和4年豪雨の後、山上駐車場への道路が通行止めになったままですが今春再開する予定になっています。今年は例年より遅い2月に大雪になった影響で雪解けが進まず、通行止め解除のための工事がまだ再開していません。解除の日程が決まったらお知らせします。
2024年を振り返る、そしてこれから
1月1日16時10分、M7.6の能登半島地震が発生しました。阪神・淡路大震災の9倍以上のエネルギーで各地を破壊し、奥能登の海岸部で未曾有の4mもの地盤隆起を起こしました。明治以降の地震では初めてとなる大きな地盤変動(関東大震災、阪神・淡路大震災では2m沈下)、地震に強いと言われるトンネル内部の大崩落、ビルの基礎杭が折れて死者が出る事例の発生など初めての、つまり研究者も想定外ばかりの地震でした。多くの家屋が倒壊傾斜し、道路がズタズタになり、土砂崩れで山肌が露わとなって、その被害の甚大さと真冬の発生という悪条件が重なり、春になっても全く復旧は進んでいませんでした。
道路復旧と生活再建が最優先の中、文化財行政の関係者が文化財レスキューにより、仏像や絵画などの美術工芸品や貴重な民俗資料、歴史のある建造物の救出を続けていました。しかし、城跡などの史跡は国史跡を除いては今でも手つかずのままです。時が経てば地震で変化した部分がわからなくなる、という思いから地震後すぐにもう一度行かなければと決意したものの、奥能登の復旧の迷惑にならないように地震後に初めて入ったのは5月。すでに山城は下草に覆われて足元が見えない状況で、地震当初春先には入ろうと考えていた計画は大幅に遅れていました。それでも今までの経験から行けそうな城跡を選び被害状況を確認しに出向きました。
今年は山城に入る最適期の3・4月も加賀地方の被害状況を確認していたので、新しく城郭カードに追加できる城が少なかったため、被害を確認できた城を城郭被災カードにし、大きく変わった地形を地震地殻変動カードとして作成し、「能登半島地震応援セット」(御城印セット)を販売することにしました。観光客が激減した中で販売委託先の売上も厳しい状況にあり、ご購入していただいた方々には感謝いたします。
奥能登でも再開する商店や施設が増えてきて、ようやく観光の人出が戻りつつあった9月21日、復旧途上であった奥能登を線状降水帯を伴う豪雨が襲いました。川沿いの崩れた山の斜面がそのままだったためにその被害もまた甚大でしたが、すべてが土の城である奥能登の城跡にとってどれ程大きなダメージとなるか。地震で地割れや土砂崩れがあったとしても、土は付近に留まっているので被害状況から元の状態はなんとか想像できますが、豪雨により地割れが埋まり、土砂崩れの土が流れて斜面が洗われると見逃す場所も発生する。奥能登は開発されずに良好に残された山城の宝庫であるのに、ほとんど史跡指定されていないために復旧作業の過程で喪失してしまう心配もありました。
その豪雨から今日で3カ月、今年は11月に入っても暑さが続き、なかなか下草が枯れませんでした。ようやく山城にも入れそうな状況になったのは12月中旬、しかし気候はすでに冬に入り雨や雪の日が続いています。地震前の昨年12月も山城に入れたのは2日のみ、今年はもうおそらく入ることができる日はありません。しかし、なんとか4月までに奥能登で城郭カードを作成した城だけでもまわりたいと考えています。
豪雨の後、奥能登のある文化財担当者とお話ししたところでは、史跡や名勝に指定されている城跡でも実際に復旧が始まるのは2、3年先、生活再建が遅れれば5年先になるかもしれないということでした。それも国指定でなければ原状復帰の原則がないので土砂崩れした斜面を戻す可能性は低いそうでした。即ち、地震前の姿はもう見ることができないということです。それならば、せめてどういう被害状況だったかを伝えて元の姿を想像する一助にしてもらいたいと願っています。
豪雨によりそれまでに出向いた城跡も被害状況の再確認が必要となる中で、11月26日22時47分M6.6の地震が起きました。6月3日6時31分M6.0以来の大きな揺れでしたが、今、大きな不安の中で毎日を送っています。6月3日の震源は1日1日と同じで能登半島地震の余震と言えるものでした。しかし、11月26日は1月1日に動かなかった別の活断層で羽咋沖を震源とするものでした。能登半島地震は珠洲沖でM5クラスが2年続いた後に起きた地震でした。11月26日の地震が次の大地震の始まりでないことを祈るしかありません。
当面の目標は奥能登の城跡の被害状況の確認ですが、来年は白山市で9月に山城サミットが開催されます。山城サミットでは2年前8月の豪雨で立ち入り禁止になっている鳥越城や、能登半島地震で立ち入り禁止になっている七尾城を案内するツアーも予定されています。両城とも災害応急処置を終えて来春から一般入城できるようになります。全国から大勢の城郭ファンをお迎えして復興を応援していただけるように、ラインナップの拡充と新商品を準備してお待ちしています。来年もどうぞよろしくお願いします。
いしかわ城郭カード「七尾城」の配布休止
七尾城史資料館が冬期休館となる12月11日(水曜日)から来年3月11日(水曜日)までの期間は、同館で販売中のいしかわ城郭カードの七尾城の配布は休止になります。
同期間はあおカフェで七尾城の冬バージョンをお買い求めください。
