11日石動山に続けて荒山城を確認してきました。
中能登町の桜の名所のひとつですが、階段途中の1本が咲き始めで山頂部は咲いていませんでした。今年は開花が昨年より遅いのであと1週間はかかるでしょうか。
入口の案内板の右、もう何が書いてあるのか読めませんが傾いていました。
道路沿いの荒山城址碑は
土台が少し損壊していました。
登りの途中、階段脇がイノシシに掘り返された跡がありました。
東屋が見える場所まで上ってくると至るところがイノシシの被害にあっていました。今年は特にイノシシ被害が多いように感じます。なぜ荒山城だけこれほど目立つのでしょうか。
鉄骨製の展望台は地震によるものではないですが老朽化でヒビが目立っています。
主郭の東裾の曲輪は一面イノシシ被害にあっていました。
その東側斜面も、と思ってよくよく観察すると斜面はイノシシではなく地震による被害のようです。白山市の鳥越城で見た斜面の植栽が揺れによって剥がれた状態と思われます。どうしてこのようになるのかわかりませんが、地震当日はまだ積雪が残っていたでしょうから、水分を含んだ地表面が雪の重みも加わって崩れたのでしょうか。
主郭は北側の端にイノシシ被害が見られますが地割れはありません。
主郭の西側斜面も地震被害で崩れていますが、曲輪の平坦部にはイノシシ被害が見られます。主郭周辺はイノシシ被害と地震被害が混ざってわかりにくい状況です。