高岡 勝興寺

勝興寺

高岡市にある浄土真宗本願寺派の勝興寺。本尊は阿弥陀如来。
浄土真宗はほとんど御朱印がないが、当寺は本尊を書いていただける。

勝興寺

唐門は京都興正寺からの移築

勝興寺

巨大な本殿。京都西本願寺の御影堂を写したと言われる。

勝興寺

国指定文化財としては8番目の大きさだとか。

勝興寺

本殿に詣る。

勝興寺

勝興寺は平成10年から20年がかりで修復工事をしているが、終了が近づき、昨日本坊が一般公開された。
境内ではまだ鼓堂、経堂、渡廊下などがまだ工事中。

勝興寺

手前から奥書院、御内仏、御霊屋

勝興寺

書院

勝興寺

右に大広間、奥左に台所、奥右に式台
現在公開されている場所は、住職らの私的空間なのでいつまで見られるだろうか。

勝興寺

勝興寺には七不思議というのがある。
一、実ならずの銀杏
二、天から降った石
三、水の枯れない池
四、屋根を支える猿
五、魔除けの柱
六、雲龍の硯
七、三葉の松

勝興寺
二、天から降った石

勝興寺
一、実ならずの銀杏

勝興寺
三、水の枯れない池

勝興寺
七、三葉の松

勝興寺
四、屋根を支える猿
あと2つが見つからなかった。

勝興寺

勝興寺の建つ敷地は、越中国の国府国庁があったところとされる。
万葉集を編纂した大伴家持が越中国守として5年間在住したところでもある。

勝興寺

門前寺内町の伏木測候所の建つ場所には国守館があったと推定されている。

勝興寺

本坊の一般公開を記念して、高岡市立美術館では勝興寺展が開催されている。

勝興寺

会期は2カ月ほどだが、どちらに先に行っても、後に行ったほうで割引を受けられる。
展示では普段公開されていない勝興寺の寺宝を間近に見ることができる。

勝興寺

展示図録は1200円。判が少し小さいが、二度三度と貴重な寺宝を確認できる。

雲龍山 勝興寺
富山県高岡市伏木古国府17-1

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