発行日:2018年10月10日
ページ数:96ページ
価格:771円
能登地域の情報誌。1年(4号)にわたり能登立国1300年特集が組まれている。最後になる今号は珠洲郡。珠洲郡の神社よりも珠洲焼のほうに力が入った記事
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津幡 倶利迦羅不動寺⑥
倶利迦羅不動寺の山麓本堂の鳳凰殿に行ってきました。
平成30年は開山1300年として各種イベントが開催されている。
今日は鳳凰殿で柴燈大護摩供が行なわれる。
祭壇には護摩木と護摩まんじゅうが供えられている。
その前に奥之院ご本尊に詣ってきた。帳付きだったが、山頂本尊はこの写しとも言われるのでほぼ同じ姿なのだろう。
参拝記念として開運厄除守と御縁守をいただいた。御朱印も期間限定バージョンとなっている。
護摩供まで少し時間があったので、上から鳳凰殿全体を見渡す。
境内では少し紅葉が始まっている。
午後1時過ぎ、不動寺側の僧が出てきた。
次に修験者が出てきた。
最初に不動寺と修験者との間で問答が行なわれた。
そして結界の四方に矢が放たれ
護摩が焚かれた。
柴燈大護摩供の残りで火渡りが行なわれたが、結界のまわりを3周してから渡るというので、周りを回る人で実際に火渡りしている人が見えなかった。
帰りに護摩まんじゅうをお土産に購入してきた。
倶利迦羅不動寺 鳳凰殿
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
津幡 倶利迦羅不動寺⑤
津幡町と小矢部市の県境にある倶利迦羅不動寺。
今日は山頂本堂にやってきました。
平成30年は開山1300年を迎えて各種イベントが開催されている。
今日は秋の御開帳の参詣で、山頂本堂ご本尊が帳なしで御開帳されました。初めて見る本尊は印象的な姿でしたが、語るのは憚られますので想像に任せます。
参拝記念は護身刀守です。御朱印も期間限定バージョンとなっています。
本堂向かいの山頂会館では文化財展示会が開かれてしましたので、ゆっくりと見てきました。
初めて見る史料ばかりで興味深く、平日で人も少なかったので一点一点じっくりと鑑賞しました。
中でも私の興味を引いたのは、明治初年に石川県へと提出された絵図の控えです。現在の不動寺とは堂社の配置や有無が大きく異なり江戸時代までの倶利迦羅山の姿が垣間見えました。
倶利迦羅不動寺 山頂本堂
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
羽咋 妙成寺③
羽咋市にある日蓮宗の妙成寺。
重要文化財10棟をかかえ、現在国宝化に向け調査を続けている。
台風の前日の晴れ間を狙って参詣する。平日なのでさすがに人出は少ない。
拝観料を受付で支払い、御朱印をお願いする。
帰りに受け取ったが、正月にいただいたものとはデザインが少し違っていた。
能登ふるさと博の秘宝めぐりを兼ねていたのだが、1300年記念御朱印持参で見られる特別拝観は受付横の休憩所にあった。
鬼子母神十羅刹女像の掛軸
ここにあるので期間中はどなたでも見られる。
今年は能登立国1300年の記念年であるとともに、妙成寺の五重塔が建てられて400年の節目であるので、記念グッズもたくさん作られている。
中からポチ袋とシールを購入した。
国宝化に向けて10棟の建物を順次修復するそうだ。総額40億円ほどかかるらしく、わずかだが力になれただろうか。
五重塔。いつ見ても風格あるなあ
庭園から見る五重塔もいい。
人も少なかったのでいい写真がたくさん撮れた。
金榮山 妙成寺
石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
本坊一般公開記念 勝興寺展
編集・発行:高岡市美術館
発行日:2018年7月26日
ページ数:88ページ
頒布:1,000円
平成30年7月27日から9月24日まで高岡市美術館で開催された特別展図録。勝興寺の寺宝が中心に掲載されるが、境内配置図や略年表など勝興寺の資料としても使用できる。
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高岡 瑞龍寺
高岡市にある曹洞宗の瑞龍寺。加賀藩三代前田利常が二代利長の菩提を弔うため建立した。
山門、仏殿、法堂が国宝に、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が重要文化財に指定されている。
総門から山門への通路。本来は道の左右に砂紋が引かれているそうだが、現在工事道具が置かれていて立入禁止になっている。
山門には仁王像。昼過ぎに行ったが逆光だったので撮影は午前中が良さそうだ。
山門前の石の上に建つと、山門越しに仏殿、法堂がすっぽり収まる。
左手の空き地には東司があった。
今は本尊の釈迦如来の他に、東司の守り神烏枢沙摩明王の御朱印をいただける。
回廊側には烏枢沙摩明王像。元々東司に祀られていた像は現在法堂に祀られている。
右手の空き地には浴室があった。
先の東司と浴室の復元を目指していて、揃えば禅宗の典型的な七堂伽藍になる。
禅宗の左右対称の建物配置は美しい。
浴室の守護神は跋陀婆羅菩薩。
山門から仏殿への通路沿いには燈籠が並ぶ。
左手には禅堂
重要文化財に指定されている禅堂は、京都東福寺、宇治万福寺と3つのみである。
右手には大庫裏。
前の向拝は神仏分離で砺波の千光寺に売却されたが、復元にあたり返却されたもの。
庫裏に祀られているのは韋駄尊天。
仏殿
中央に御本尊の釈迦如来、左右に文殊菩薩、普賢菩薩を祀る。
一番奥に法堂
中央内陣に前田利長の御位牌が安置されている。
内陣の天井には四季の百花草が描かれているようだが、かなり退色して分かりづらい。
法堂の左手、回廊の外に石廟が5つ並んでいる。
手前から前田利長、前田利家(利長の父)、織田信長(利長の舅)、信長の側室正覚院(利長の正室永の母)、織田信忠(信長の嫡子で永の兄)
石廟内にはそれぞれに越前式の宝篋印塔がある。
利長の石廟は他とは違い、壁面に二十五菩薩を刻んでいる。
今日も暑い日で、こういう日は日陰の回廊が救われる。
回廊は山門から法堂までの長さがあるのでとても長い。
入口から東に八丁道と呼ばれる道が870mまっすぐに延びる。
その先には利長の墓所があり、八丁道は墓参道だったのだ。
高岡山 瑞龍寺
富山県高岡市関本町35
高岡 勝興寺
高岡市にある浄土真宗本願寺派の勝興寺。本尊は阿弥陀如来。
浄土真宗はほとんど御朱印がないが、当寺は本尊を書いていただける。
唐門は京都興正寺からの移築
巨大な本殿。京都西本願寺の御影堂を写したと言われる。
国指定文化財としては8番目の大きさだとか。
本殿に詣る。
勝興寺は平成10年から20年がかりで修復工事をしているが、終了が近づき、昨日本坊が一般公開された。
境内ではまだ鼓堂、経堂、渡廊下などがまだ工事中。
手前から奥書院、御内仏、御霊屋
書院
右に大広間、奥左に台所、奥右に式台
現在公開されている場所は、住職らの私的空間なのでいつまで見られるだろうか。
勝興寺には七不思議というのがある。
一、実ならずの銀杏
二、天から降った石
三、水の枯れない池
四、屋根を支える猿
五、魔除けの柱
六、雲龍の硯
七、三葉の松
二、天から降った石
一、実ならずの銀杏
三、水の枯れない池
七、三葉の松
四、屋根を支える猿
あと2つが見つからなかった。
勝興寺の建つ敷地は、越中国の国府国庁があったところとされる。
万葉集を編纂した大伴家持が越中国守として5年間在住したところでもある。
門前寺内町の伏木測候所の建つ場所には国守館があったと推定されている。
本坊の一般公開を記念して、高岡市立美術館では勝興寺展が開催されている。
会期は2カ月ほどだが、どちらに先に行っても、後に行ったほうで割引を受けられる。
展示では普段公開されていない勝興寺の寺宝を間近に見ることができる。
展示図録は1200円。判が少し小さいが、二度三度と貴重な寺宝を確認できる。
雲龍山 勝興寺
富山県高岡市伏木古国府17-1
能登2018夏 Vol.32 能登國千三百年 歴史散歩(其の参)鳳至郡
発行日:2018年7月10日
ページ数:96ページ
価格:771円
能登地域の情報誌。1年(4号)にわたり能登立国1300年特集が組まれている。今号は鳳至郡。
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鳥取 大山寺③
大山町にある天台宗の大山寺。5月に続き再訪。
本堂の本尊地蔵菩薩の開創千三百年記念御朱印。
もうひとつは下山観音堂の御朱印。本尊は十一面観音菩薩。伯耆観音霊場第十五番札所。
前回は開創法要で無料だったこともあり大勢の人がいたが、今日はまばら。
下山観音堂横の授与所で御朱印をいただいたが、今日は行列もなく住職に書いていただいた。
今日は授与品もゆっくり見られたので、大山開山1300年記念の本尊地蔵尊のはがき(切手付)もいただいてきた。
下山観音堂は中国観音霊場第二十九番札所であるとともに、伯耆観音霊場第十五番札所でもある。
本堂に詣る。
背後には大山も見える。
境内のアジサイが見頃だった。
今日は有料で入ったので宝物館も見てきた。
この後、大神山神社奥宮から大山に登ったので、帰りは夏山登山道を下山した。
阿弥陀堂にも寄る。
阿弥陀堂の前の階段は両側に石垣が残り、往時の塔頭跡の平場が残っている。
夕暮れに紅く染まる大山寺の山門
角磐山 大山寺
鳥取県西伯郡大山町大山9
能登 地福院
穴水町にある高野山真言宗の地福院。本尊は弥勒菩薩。
今日は能登ふるさと博の秘宝めぐりで、特別拝観をお願いして参詣に来ました。
入口は明王院の標柱が建っている。
隣の空き地に駐車し、階段を上っていく。
今は寺に至る道はあじさいロードになっている。
右手に山門が建つ。
山門右に六地蔵。
山門正面で道は西へ折れ、明王院の石垣とあじさいが続いている。
山門をくぐると庭には羅漢槇。樹齢750年の巨木で、県内随一の高さ。
根元に羅漢像がある。
山門を入るとすぐ右手には宝篋印塔
左手に本堂が建つ。
地福院は崖地の脇に建つので、境内からは穴水湾を眼下に見ることができる。
本堂に入り、本尊右の部屋で両頭愛染明王像を見せていただいた。愛染明王と不動明王の2つの顔を持つ珍しい仏像でした。本尊の弥勒菩薩像と両頭愛染明王像はともに鎌倉期作と言われている。
今回の御朱印は特別拝観の両頭愛染明王になります。
実は当寺に来たのは2度目です。1回目は平成28年6月4日
2年前は集落の鎮守、神杉伊豆牟比咩神社に参拝に来て、集落内の寺院を回りました。中居集落には神社が2社あり、寺院が6社あるという密集率が珍しい。神杉伊豆牟比咩神社は六所大権現とかつて言われ、地福院は別当寺でした。往時の繁栄ぶりがうかがえます。しかし、現在はほとんどの寺院が一般職業との兼業らしく、留守が多くなっているという。
当日は偶然にも10年に1日の御本尊の開帳日で、神社で教えてもらって行ったときにはすでに閉じていた(檀家への接待が始まっていた)のですが、わざわざ開けてお詣りさせていただきました。貴重な体験だったのですが、2年も経つと御本尊様の記憶がないのです。写真を見ると角塔婆が建てられたばかりで新しい。
あまり天候の良い日ではなく、強風も吹いていたようです。特別な日だったという記憶だけが強く残っています。
瑞鳳山地福院
石川県鳳珠郡穴水町中居ワ112-1
七尾 青林寺
和倉温泉にある曹洞宗の青林寺。御本尊は薬師如来。
和倉温泉総湯から細い路地を抜けていくと、階段の先が境内になっている。
階段下の両側に大きな石仏がある。
山門をくぐると
正面に本堂が建つ。
本堂前に参る。
本堂横の鐘楼
本堂裏が公園になっていて、西国三十三所観音のミニ霊場となっている。
公園の高台に建つ和みの鐘
七尾湾と能登島大橋が見える。
三十番と三十一番の間には不動堂が建ち、中に2体の不動明王石像が祀られている。
脇には湧き水が流れている。
本堂と住居の間に建つ「御便殿」
明治42年、大正天皇がまだ皇太子だったときの北陸行幸で和倉に寄る。古麻神山の突端高所に新築された数時間滞在したという。昭和51年青林寺境内に移築され、昨年10月に国指定登録有形文化財になった。
今回の、能登ふるさと博の秘宝めぐりで特別拝観させていただいた。
玉座の間
絹の座布団は100年経っても虫がつかないという。
隣の仏間はかつては廊下だったといい、皇太子はこちらから玉座の間に入った。
広間には廊下が巡り、高欄が付く。廊下は年輪の細かい秋田杉が使われている。貫にも秋田杉、柱は木曽杉が使われている。かつては高欄の先に七尾湾が広がっていて、それは絶景だったという。
今は庭になっているが、
見せる庭として、石を敷き詰めて水の流れが表現されているようだ。
廊下側から広間を見る。
折り上げ格天井には栃の木が使われ、まるで虎の模様のような「虎杢(とらもく)」がくっきり見える。
広間の先は現在同じ高さになっているが、元は一段下がっていたらしい。
最近インスタ映えすると注目されるようになった青林寺。
それが、広間の机に窓の外の風景を反射させて、机の角と高欄と廊下の間を合わせて撮った写真だそうだ。春のツツジが咲いている時が一番いいみたいだが、時間帯によって窓に別の物が映ってしまう。
白巌山 青林寺
石川県七尾市和倉町レ部61
能登 龍護寺②
志賀町にある龍護寺。能登国三十三観音以来2度目の参拝
集落内の狭い路地を進むと、階段の続く龍護寺参道に至る。
階段を上り山門をくぐると、正面に本堂が建つ。
本堂中央には御本尊の釈迦牟尼仏、左の壇上に平安期の薬師如来座像、開山の貝林侑籍禅師、能登三十三観音の竜王竜神観世音菩薩が祀られていた。
今回は能登立国1300年記念秘宝めぐりとして、金毘羅大権現像が特別公開され、御朱印も特別バージョン(書き置き)となっています。
龍護寺第七代利仲長速禅師が、両親の供養のため日向の実家に帰り、帰途は大坂から八隻の船団で北国を目指していた。ところが敦賀沖で大時化となり、禅師の乗った船以外は次々に沈み、救われた船乗りたちも禅師の船に乗り込んだ。激しい嵐の中で禅師がひたすら大般若経を唱えていると、どこからともなく船首に金毘羅権現が現われ、目から煌々と光を放って進路を照らし続けてくれた。寺に戻って禅師自らが刻んだのがこの像で、道先案内役の天狗と習合し、袈裟を身に着けている珍しいお姿。
金谷山龍護寺
石川県羽咋郡志賀町酒見門前67
近江八幡 村雲御所瑞龍寺門跡
近江八幡市にある日蓮宗の村雲御所瑞龍寺門跡。本尊は一塔二尊四菩薩。
日蓮宗唯一の門跡寺院で、京都今出川堀川から移ってきた。
通常の御朱印は2種類。こちらは日蓮宗本山めぐりの御朱印
授与所では案内が出ていないが、びわ湖百八霊場第七十三番(近江湖東第二十番)札所でもあり、お願いすれば定番のバインダー綴りの御朱印をいただける。
瑞龍寺は豊臣秀次の築城した八幡山城の城跡の中にあり、徒歩でも上がれるが多くはロープウェーで山頂まで行く。
ロープウェー山頂駅を出るとすぐ、地蔵堂が建つ。
八幡山城の本丸跡に本堂が建つ。
開山塔
瑞興殿。祀られるのは開山の日秀尼か?
金生稲荷神社
村雲御所瑞龍寺門跡
滋賀県近江八幡市宮内町19−9
能登 永光寺②
羽咋市にある曹洞宗の永光寺。
山門へ至る階段。両側に杉が立ち並び印象的な風景。
山門には仁王像が立つ。
山門をくぐると廻廊が巡り、正面に本堂が建つ。
拝観料を払い本堂に入る。
能登立国1300年を記念して山岡鉄舟書が展示されている。
普段でも本堂の襖の鉄舟書が見られる。山岡鉄舟は明治初期に荒廃していた永光寺の復興費のために、書などを多数寄進したというつながりがある。
本堂の下には蛇胎石という伝説の巨石が埋まる。
本堂の裏山には寺号になっている曹洞宗の五大老禅師の関係品を埋納した霊廟がある。
能登立国1300年を記念して御朱印は「能登立国千三百年」印が押されるが、拝観・御朱印ともに専用御朱印帳なくても大丈夫みたいだ。
五老峯永光寺
石川県羽咋市酒井町イ11
鳥取 三徳山
三朝町にある天台宗の三徳山。
入口の階段を上る。
三徳山は天台修験の山岳寺院で、三佛寺を中心に、3つの塔頭と多くのお堂が残る。
受付で「伯耆之国二大霊山御朱印」の御朱印をいただく。三佛寺の本尊蔵王権現。
大山寺と三佛寺の2つをまわって満願成就した。
大山寺授与所と三佛寺本堂の印を重ねると、本尊と大山、投入堂が浮かび上がる。ほぼズレずに押せた。
最初に右手に集印所があったので、他の2つの御朱印をいただく。
あとで気が付いたが、ここは塔頭皆成院の授与所だった。蔵王尊、瑠璃光如来(薬師如来)は三佛寺でもいただけるが、文殊菩薩は皆成院のみ。
文殊菩薩の御朱印
薬師如来の御朱印。中国四十九薬師霊場第四十三番札所
塔頭皆成院
その上に塔頭輪光院
そこから上に階段が延びる。
登り終えると宝物殿が建っている。
さらに一段上に三佛寺本堂が建っている。本堂に詣る。
本堂の右上に地蔵堂の屋根が見える。
地蔵堂や投入堂へは本堂の右の受付より入る。
ただし、入山時間や人数、服装などいろいろと制限が厳しい。
もともと修行の場所で厳しい登拝道だが、平成28年の鳥取県中部地震で被害を受けた。
時間的にもギリギリダメだったが、2人以上でないと登れないのは知らなかった。今回は断念する。
今回は少し西にある投入堂遙拝所から投入堂を見る。
森の中に投入堂が見える。
望遠で投入堂を撮る。それにしてもすごい場所に建っている。直に見たかったなー。
代わりに今回は受付でポストカードを数枚買ってきた。
三徳山 三佛寺
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
鳥取 大山寺②
大山町にある天台宗の大山寺。
阿弥陀堂の御朱印。本尊は阿弥陀三尊だが、霊場本尊は聖観音。伯耆観音霊場第十四番札所。
授与所横の下山観音堂の御朱印。本尊は十一面観音菩薩。中国観音霊場第二十九番札所。
大山開山一千三百年記念として「伯耆之国二大霊山御朱印」というイベントで、大山寺と三徳山が連携している。
その御朱印は本堂の本尊地蔵菩薩。
今日は大山寺開創一千三百年の開創法要が10時から行われました。
本堂前に関係者が集まり
住職や大山町町長などの挨拶がありました。
その間も授与所の御朱印待ちは長蛇の列で、開創特別御朱印は2時間で売り切れ。
本堂の特別御朱印は当日は特別御朱印のみということで、以上3つをいただいてきました。
10時30分からは伯耆国大山開山千三百年祭御輿行列が行なわれました。
博労座駐車場から大山寺本堂まで大山寺参道を三基の神輿が上がっていきます。
先頭は三徳山の神輿
次に大山寺の神輿
最後に大神山神社の神輿が行きます。
白装束の方々が担ぐ神輿行列良いですね。今回は記念イベントということで普段は許されていない女性の担ぎ手もたくさんいました。
角磐山 大山寺
鳥取県西伯郡大山町大山9
白峰 林西寺②
白山市白峰にある林西寺。
今日から修復された白山曼荼羅を公開するということで、午後から行ってきました。
今日は天候が下り坂ということで、白峰に着く頃には大雨になってしまいした。
白山曼荼羅は本堂に展示されるということで、本堂から入ろうとしたのですが閉まっており、左の白山下山佛の資料館のほうから入りました。撮影は禁止されていたので雰囲気だけお伝えします。
今回修復された白山曼荼羅は、林西寺のある白峰(風嵐村)から上る旧越前禅定道を描いたもので大変珍しい。曼荼羅には十一面観世音菩薩や地獄が描かれる他、開山した泰澄大師と弟子も描かれており、かつては絵解きに利用されたものだろう。住職が曼荼羅の中の読みづらい文字などを抜き出し概要図みたいのを作成されたので、とてもわかりやすかった。
今回は26日までの10日間の公開で、明日から3日間永代経会法要が開かれるのに合わせたものらしい。
今後は春と秋の2回公開するらしい。
今回は御朱印1種と白山牛玉宝印をいただいてきた。
林西寺
石川県白山市白峰イ68
熊野 青岸渡寺②
那智勝浦町にある天台宗の青岸渡寺。西国三十三所観音巡礼第一番札所で、御本尊は如意輪観世音菩薩。
草創1300年記念として特別印が押される。
2周目の巡礼は御詠歌をいただいている。
山門から入る。
現在本堂は足場に囲まれて、修繕中だった。
本堂に入り般若心経を唱え、御朱印をいただく。
境内からは三重塔と那智の滝が見える。
本堂で三重塔の御朱印もいただいた。
朱色が美しい三重塔。
那智山では平安衣装のレンタルがあり、外国の方々がグループで楽しんでいた。
那智山 青岸渡寺
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山8
津幡 倶利迦羅不動寺④
倶利迦羅山にある倶利迦羅不動寺。
開山1300年記念大法会が9時からだったので30分前に到着した。
近くの駐車場がまだ空いていて良かった。
境内に入ると両側にコーンが置かれている。
後で分かったけど僧侶の行進コースだったみたい。
本堂に入る。すでに人で埋め尽くされていた。正面は座るのが難しかったので横の隙間に座る。
記念大法会は高野山真言宗管長の中西啓寶猊下を御導師に迎えて護摩祈祷が行われた。
本堂内は撮影禁止だったので、本堂までの行進もそうだが祈祷の様子も写真はない。
大法会が終わって本堂前の臨時売店で桜最中を買った。
八重桜まつりが第30回を迎えるのを記念した桜最中。最中に桜を練り込んだ限定1000個の記念バージョンで、小豆、抹茶、餅入り小豆の3種類。山頂のみの販売
八重桜まつりの厄除念仏赤餅つきの準備がされている。
手向神社前から餅をつく厄年の行列が出発する。
本堂前で住職からお払いされて臼の前に向かう。
来賓の挨拶などなかなか餅つきが始まらないので帰ってきた。
厄除念仏赤餅つきのある2日間は手向神社の拝殿扉が開かれて、石堂神殿を見ることができる。
国見山の頂上には四社の倶利伽羅権現石殿が建っている。
倶利伽羅五社権現と呼ばれた権現様だが、四社しかないのは神社神殿がかつてそれだったのでは、とも言われる。
今日は小矢部市街も立山連峰も霞んで見えなかった。
倶利迦羅不動寺 山頂本堂
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
能登2018春 Vol.31 能登國千三百年 歴史散歩(其の弐)鹿島郡
発行日:2018年4月10日
ページ数:96ページ
価格:771円
能登地域の情報誌。前号から1年(4号)にわたり能登立国1300年特集が組まれている。今号は鹿島郡(旧能登郡)。
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