
立山の雄山山頂に鎮座する雄山神社峰本社。御祭神は伊邪那岐神、天手力雄神。延喜式新川郡比定社で越中国一宮、前立社壇、中宮祈願殿、峰本社の三社で構成される。

峰本社の開山期間は7月1日から9月30日まで。自動車は入山できないので、金沢駅からの夏山バス直行便を利用して室堂までやってきた。自由時間は5時間とたっぷりある。

運良く快晴に恵まれたので、立山の初登拝は気持ちよいものとなった。

途中残雪が登山道にも被さっている。

一ノ越の看板まで来た。新緑がまぶしい。

登山道に祓度社。強風で倒壊しないように石に埋もれている。

分岐の一ノ越山荘まで来た。ここまでは比較的楽な道だった。気温も下がってきたので一枚羽織る。

ここからはガレ場で斜度も急になる。

花が咲いていた。

石に埋もれた祠がひとつあった。

眼下には大きなミクリガ池とミドリガ池が見える。きれいな藍色だ。

空も青い。社務所が見えてきた。

2時間ほどで到着。

山頂の峰本社は行列だ。ここから先は有料になる。

参拝する。

いい景色だ。眼下には黒部ダム湖、遠くに剱岳や穂高岳が見える。富士山は雲に隠れていた。

社殿の右に「雄山山頂 標高3003m」の標石

社務所で御朱印をいただき、景色を撮りながらウロウロしていると一等三角点を見つける。

室堂ターミナルビルに戻ってきて、復元されたばかりの旧社殿(~平成7年)を見る。

今日は室堂を散策する余裕がなかった。次回は玉殿岩屋にも行ってみたい。
雄山神社峰本社
富山県中新川郡立山町芦峅寺立山峰一番地