「愛知県の祭礼」カテゴリーアーカイブ

尾張津島 津島神社例大祭・津島天王祭朝祭

津島天王祭朝祭

昨日に続き津島天王祭の朝祭を観ました。駐車場はパンフレットには書かれていませんでしたが、宵祭の臨時駐車場がそのまま利用できました。

9時過ぎ、迎えに行った宮司を乗せた船の先導で能人形を飾った車楽船(だんじりぶね)がゆっくりとゆっくりとその姿を現しました。

津島天王祭朝祭

中島の横辺りまで進んで停止する。

津島天王祭朝祭

船の先端に布鉾を持った10人の鉾持が順番に池に飛び込む。

津島天王祭朝祭

背に布鉾を背負って飛び込んでいる。

津島天王祭朝祭

御旅所の前まで泳いで、その後神社まで走る。

津島天王祭朝祭

10時少し前に先頭の市江車が御旅所前に到着。近くで見ると大きいですね。

津島天王祭朝祭

稚児が地に足を着かないように肩車され降りていく。
昔は幼児の死亡率が高く、「7つまでは神のうち」と言われ

津島天王祭朝祭

その後も続々とだんじり船が到着しました。

津島天王祭朝祭

拝殿の前には奉納された布鉾が立てられていました。したたるしずくを患部につけると病気や怪我が治るという言い伝えがあるそうです。

津島神社
愛知県津島市神明町1番地

津島天王祭・朝祭
8:40 迎え
9:00 車楽船出船
9:20 鉾持飛び込み
9:50 車楽船御旅所着、稚児上陸
10:30 神輿還御
11:30 稚児の神前奉楽

尾張津島 津島神社例大祭・津島天王祭宵祭

二回目の津島神社。御祭神は須佐之男命。

今回は念願の天王祭を見に来ました。駐車場の確保もあり、13時過ぎに到着しました。
それでも一番近い駐車場は7割埋まっていました。

まずは会場となる天王川公園を視察する。丸池のまわりには有料の桟敷が建ち並び入る隙はない。
ということはやはり上の方から遠く眺めるのが良さそうだ。

時間もまだまだあるので、津島神社に詣る。
こちらも天王祭の提灯がたくさん飾られている。天王祭のパンフレットは南鳥居脇の観光案内所で手に入った。

ちょうど夏越の祓の茅の輪もまだある。
天王祭は日本三大川祭りのひとつに数えられているが、京都八坂神社の祇園祭と同じ御祭神を祀り、疫病祓いを願う御霊会として開催されてきたものだ。

御朱印をいただいて場所取りをすることにした。
結局丸池西側の道路の上から見ることに決めた。

日も暮れかかってようやく何かが始まった。
丸池に船がたくさん出てきて回遊している。中には地元のゆるキャラを乗せた船も。
これが水上イベントということか。

水上イベントはどこか中だるみしていたけど、水上花火が始まった。
これもまたどこか単調だ。そのうち打上花火が始まったけど、西側道路からは見えない。

待つこと半日、待望のわらまき船がゆっくりとこぎ出してきた。
これは優雅である。ちっとも進まない。道路下の丸池の周りの通りは桟敷と夜店の間の狭い道にどっとあふれた人で大渋滞している。「立ち止まらないでください」と言う警備の声が連呼され、優雅さもどこかぶち壊しだ。

喧噪の中、わらまき船が4艘出てきたところで、ホテルのチェックインの都合もあり今日は帰ることにした。
やはり、有料席で楽しむのが正しい祭りの鑑賞方法らしい。

津島神社
愛知県津島市神明町1番地

津島天王祭・朝祭
18:00 水上イベント
19:40 水上花火
20:00 打上花火
21:00 まきわら船出船
21:40 まきわら船御旅所着