「古資料(戦前)」カテゴリーアーカイブ

河北郡内鎮座祭神御偉績

河北郡内鎮座祭神御偉績
発行兼編輯人:金津常十郎
発行所:石川縣神職会河北郡支部
発行日:1921年3月2日
ページ数:67ページ
河北郡内の神社の御祭神の事蹟をまとめ、後ろに御祭神が鎮座する郡内神社名を記載する。河北郡範囲は大正10年時点の浅野川以北大海川以南の金沢城下を除く範囲。

近江神宮奉賛会会報

近江神宮奉賛会会報
第一巻第一号
発行所:近江神宮奉賛会
発行日:1939年2月11日
ページ数:60ページ

近江神宮奉賛会会報
第一巻第二号
発行所:近江神宮奉賛会
発行日:1939年7月20日
ページ数:44ページ

近江神宮は1940年に創建される。本書2冊は奉賛会が発行した創建前の会報になる。近江神宮の工事前の境内地や工事中の神事の貴重な写真が載っている。
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天皇及偉人を祀れる神社

天皇及偉人を祀れる神社
著者:土方久元
発行所:帝国書院
発行日:1912年12月2日
ページ数:240ページ
定価:3円
天皇、公家、藩主、他郷土の偉人を祀る240社を掲載する。大正元年時点なので、海外神社は台湾神社のみ、各県の護国神社創立以前なので招魂社が複数社選ばれている。明治期までの顕彰の実態を知りうるとともに、収録される写真も貴重なものと言える。

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国幣小社 雄山神社略記

国幣小社 雄山神社略記
発行所:雄山神社社務所
発行日:1941年8月1日
ページ数:30ページ
立山町に鎮座する雄山神社の略記。雄山神社は立山頂上の峰本社、芦峅寺の祈願殿、岩峅寺の前立社壇の3社からなる。本書は前立社壇の発行で、峰本社も含む。祈願殿についてはあまり触れられていない。

魚沼神社伝記

魚沼神社伝記
発行所:魚沼神社社務所
編集人:社司 五十嵐麗景
発行日:1890年2月初版、1932年重版 非売品
ページ数:13ページ
小千谷の魚沼神社が当社の由緒を列記し、延喜式の魚沼郡魚沼神社は当社であるとする戦前の由緒書き。戦前は式内社かどうかで社格も違ってきて幣帛にも影響があったので発行されたものかと思われる。当時を知る上でも貴重な資料だと思う。

高瀬神社誌

高瀬神社誌
編集兼発行者:高瀬神社社務所
発行所:高瀬神社社務所
発行日:1913年9月1日初版、1915年9月15日再版
ページ数:60ページ
南砺市に鎮座する高瀬神社の神社誌。再版は表紙が緑色だが、初版はあずき色だったようだ。古い文体で少々読みづらいが、新しい神社誌や略記は頒布されていないので貴重な本。
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榛名山十景写真帖

榛名山十景写真帖
記念スタンプは昭和6年8月22日。発行された年によって表紙が違うものもあるようだ。榛名山十景として、榛名山神社姿岩、榛名神社境内新田義貞公奉納鉄燈籠、榛名冨士、榛名山九折岩、榛名山ぬ鉾岩、榛名神社境内武田信玄公矢立杉、榛名山御神橋、榛名山随神門、榛名山鞍掛岩、榛名湖の十景の写真が入る。

嵯峩誌

嵯峩誌
発行所:嵯峨自治会
発行日:1932年6月15日
ページ数:422ページ
京都市の嵯峨地域の名所旧跡をまとめている。戦前の資料なので現在すべて残っているとは思えないが、地元伝承を盛り込んだ参考になる部分が多い。後に臨川書店から復刊されている。

別格官幣社物語

別格官幣社物語
著者:新妻伊都子
発行所:家庭新聞社出版部
発行日:1932年12月25日 3000部
ページ数:307ページ
定価:50銭
戦前に発行された別格官幣社の参拝ガイド。維新後に総説された別格官幣社創設の物語と、27社の神社創建の物語が収録されている。戦前の仮名遣いによる文章だがふりがなも振ってあるので読みやすい。家庭新聞社は詳細は分からないが、戦前に東京芝にあった新聞社のようだ。

官幣中社八坂神社扁額集 全

官幣中社八坂神社扁額集
編集兼発行所:八坂神社社務所
発行日:1910年12月11日
ページ数:128ページ
定価:30銭
八坂神社に所蔵されている扁額の中から26枚を選択して、由来と内容に解説を加える。モノクロ資料で、著作権も切れているので国会図書館デジタルコレクションでも見られるのだが、扁額の絵はほとんど潰れているので元本でしか確認できない。