福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

福井市で昨年9月1日から福井国体に合わせて始まった「福の神めぐり」
早く行きたいなーと思っていたが、ネットでは詳細がわからず、今日ようやく入手して始めた。

福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

福井県護国神社に参拝。

福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

参加神社の境内には「福の神めぐり」の旗が立っている。

福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

授与所前でスタンプ帳を入手し、スタンプを押す。
今回は以前まわった五社めぐりも同時に行なう。五社はすべて二十三社に含まれる。

福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

対象地域は福井市内だが、福井市も合併で広くなっているので越前海岸近くから大野市と隣接する山間まである。

福の神めぐり ふくい二十三社スタンプラリー

23社は市内の本務社と呼ばれる宮司の主として勤める神社だが、スタンプラリーにはそのうちの18社が対象になっている。5社はあらかじめスタンプになる社紋が印刷されていて、どちらかというと市の端のほうなので移動しなくていいのは助かる。23社あると1日では難しいかなー、と思っていたのだが、18社だと頑張れば行けそうだ。自分はこれを契機にまた御朱印をいただこうと思っているので数日に分ける予定。達成すると社紋入り手ぬぐいをもらえるらしい。

スタンプラリー対象神社
1.八日市普活廼神社
2.八幡神社(古市)
3.福井県護国神社
4.簸川神社
5.神明神社
6.福井神社
7.湊八幡神社
8.佐佳伎廼社
9.柴田神社
10.火産霊神社
11.足羽神社
12.毛谷黒龍神社
13.藤島神社
14.金刀比羅神社
15.杉社白髭神社
16.木田神社
17.和田八幡宮
18.安波賀春日神社

加賀金沢 金沢神社⑯

金沢神社

金沢市に鎮座する金沢神社。御祭神は菅原道真公、白蛇龍神。

金沢神社

今年は1月の初天神直前に父が亡くなったことで参拝できなったので、今日が当宮の初参拝となります。

金沢神社

三年目となる天井画の干支絵馬が目的だったのだが、ちょうど品切れで巫女が言うには今年はもう入らないという。
まあ巫女の言うことだから半信半疑だけど、境内に掛けてあった絵馬を見る。

後日、3月3日

金沢神社

近くに来たので参拝する。

金沢神社

品切れ中だった干支絵馬が再入荷、良かった・・・

金沢神社

今年も入手できた。12年待つのは長いからな。

金沢神社
石川県金沢市兼六町1−3

能登輪島 重蔵神社⑬

重蔵神社

輪島市の重蔵神社に行ってきました。今年は雪が少なくて助かる。
今月は八社巡拝をしてきた。

重蔵神社

2月の花御札は梅です。あと3月のみで12枚になる。

重蔵神社

御朱印いただくと挟んでくれる十二支守護符

重蔵神社

拝殿に参る。

重蔵神社

境内の西から順に、金比羅神社に参る。

重蔵神社

秋葉神社に参る。

重蔵神社

白山神社に参る。

重蔵神社

子安神社に参る。

重蔵神社

要石に参る。

重蔵神社

稲荷神社に参る。

重蔵神社

たぬき天神に参る。
八社御朱印の持ち帰り紙でいただく。小さな御朱印帳見開きでさらに上下に折るとちょうど入るらしい。
作られた頃に御朱印帳にもらったものは一部朱印がなかったが、その後作成された。来月は御朱印帳にいただこうと思う。

重蔵神社
石川県輪島市河井町4-68

忌中と喪中について

私事だが、先月20日に父が亡くなった。
家族では祖父以来30年以上間が空いた。幼かった当時は分からなかったことも多く、今もよく理解していないため、改めて喪中とは何かについて調べてみた。

神道では、故人の死を悼む慎んだ生活を送る期間を「忌」、忌が明けた後悲しみを乗り越え平常の生活に戻る準備期間を「服」として「忌服」の期間を定めている。喪中は忌服の両方の期間とされる。

忌服期間は明治7年の太政官布告「服忌令」で定められていた。
父母             忌50日  喪13ヶ月
養父母            忌30日  喪150日
継母・継父          忌10日  喪30日
夫              忌30日  喪13ヶ月
妻・嫡子(家督相続する子)  忌20日  喪90日
末子(嫡子以外の子)・養子  忌10日  喪30日
夫の父母・父方の祖父母    忌30日  喪150日
母方の祖父母・曾祖父母    忌20日  喪90日
高祖父母・母方の伯叔父母   忌10日  喪30日
父方の泊叔父姑・兄弟姉妹   忌20日  喪90日
異父兄弟姉妹・嫡孫      忌10日  喪30日
末孫・曾孫・玄孫・いとこ   忌3日   喪7日
但し、7歳未満の子は服忌なし

服忌令は昭和22年に撤廃されたが、昭和23年に神社本庁で神職の服忌期間の通達が出ている。
父母・夫・妻・子         忌10日  喪1年
但し、7歳未満の子は忌5日
祖父母・孫・兄弟姉妹       忌5日   喪100日
曽祖父母・曾孫・甥姪・伯叔父母  忌2日   喪50日
その他の親族           忌1日

当時の社会状況に合わせ、喪中期間は非常に短くなっている。但し、神社でも一般向けにはかつての服忌令を参考に示しているところも多いようだ。

神道における忌中期間は、神道が死を穢れとして嫌うため、神社への参拝を控え、祭事や神事を慎む期間とされているが、慣習で祭事は1年控えることになっている地域も多く、事実私の実家の在所でもそうなっている。また、同じ父母の忌中期間も同居なら50日、別居なら10日としている場合もあり、地域や慣習によりかなりバラツキがある。

忌中は神棚の正面に白紙を貼り拝礼を控え、忌明けに白紙を外す。但し、別居の親族の場合は家そのものは忌中にならないので神棚は平常どおり祀る。神棚の祀り方は同居と別居の区別がはっきりしている。

一方、仏教では葬式(仏式葬儀)の後に葬儀屋が故人の門前に「忌中札」を貼ることからも分かる通り、四十九日(七七日)までが一般的に忌中期間とされ、この世とあの世を行き来する期間で四十九日にあの世に旅立つとされる。しかし、浄土真宗は「死」=「成仏」と考えるので教義として忌中や喪中は存在しないのだというが、他宗派に引っ張られてか我が家は浄土真宗だが忌中札を貼っている。

さらに喪中に関連して気になるのは「喪中はがき」のことだ。「年賀欠礼状」ともいうようだが、その範囲は故人から見た一親等(父母・配偶者・子)と二親等(兄弟姉妹・祖父母・孫)までとされ、亡くなった日から1年が一般的だという。喪中はがき自体は郵便局の年賀状の普及と深く関係していて、一般家庭でも出すようになったのは昭和30年代頃だという。ここでも浄土真宗では喪中はがきとは言わず、年賀欠礼はがきというらしい。年賀欠礼状という呼び名は案外日本最大勢力の浄土真宗の影響なのか。通常の喪中はがきに使用される「永眠」も「往生」となる。

以上、忌中や喪中は明らかに神道の概念ではあるのだが、仏教や喪中はがき、さらには忌引き(休暇)など、地域の慣習や転用された制度が混在しているため複雑で誠にややこしいことになっている。ネットでも情報が錯綜して、これが唯一正しいものと言えないのが悩ましい。