著者:宮崎義敬
発行所:忌宮神社
発行日:1984年11月20日
価格:1,500円
ページ数:280ページ
山口県の忌宮神社の年中祭祀と宝物の由来を紹介する。
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北海道神社庁誌
編集:北海道神社庁誌編集委員会
発行所:北海道神社庁
発行日:1999年3月31日
ページ数:1677ページ
北海道神社庁の設立の歴史と関係資料のほか、神社名鑑が付く。神社一覧はこれ以降は発行されていないのでまとめて閲覧できるのは便利。千島列島については2005年、樺太は2012年に別報告書が発行され、収録神社数が増えている。
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加賀大聖寺 愛宕神社
大聖寺に鎮座する愛宕神社。御祭神は火之迦具都智神。大聖寺町及び江沼一郡の鎮火守護の神。
高台の境内
社殿には大聖寺川が流れる。
階段を上って境内に入る。
拝殿に参る。
拝殿に天狗の面が架かっていた。
社殿左横の社務所で御朱印をいただく。今回2回目の参拝で、前回は留守であったが、今日は正月三が日ということで社務所は開いていた。
愛宕神社
石川県加賀市大聖寺岡町イ3
越前丹生 賀茂神社
旧清水町に鎮座する賀茂神社。御祭神は賀茂別雷命、賀茂玉依姫命、大国主命、伊賀古夜比売命、賀茂建角身命、神武天皇、弓矢大神(武甕槌神・経津主神)、鵜草葺不合命、八幡大神(應神天皇・神功皇后)と多い。現在は加茂町と称しているが、合併前は清水町加茂内という住所で賀茂神社を中心とした元神領だったのではないだろうか。
清水西小学校への坂道を上がり右に曲がる。
元禄期に建立された大鳥居。
「賀茂上下大明神」の扁額が架かる。
社殿は南向き。拝殿の前に平成20年に勧請された下賀茂神社の干支守護社となる。
拝殿の後ろに本殿、その右に境内社の祇園社が祀られる。
拝殿の扁額は「式内雷神社」。延喜式の丹生郡雷神社の論社のひとつ。
御朱印は拝殿に併設する授与所でいただいた。初詣でお守りを買い求める人の中で御朱印をいただく人など他にはいなかったが、巫女は忙しそうではあったが宮司は時間を持て余しているように見えました。ネットでは墨書きで「賀茂神社」と書いてあるものが多いが、「賀茂上下大明神」の印に変わっていた。
賀茂神社
福井県福井市加茂町
越前丹生 大虫神社
旧武生市に鎮座する大虫神社。主祭神は天津日高日子穂穂出見尊、延喜式の丹生郡大虫神社の比定社。
天正11年に同じく丹生郡小虫神社、丹生郡雨夜神社、丹生郡雷神社と若宮神社を合祀する。小虫神社も比定社。雨夜神社と雷神社は論社のひとつ。合祀社の御祭神、豊豐玉姫命、水波之売命、鵜鵜草葺不合尊を配祀する。
一の鳥居。北に向かってまっすぐの参道
二の鳥居をくぐって大虫川を渡る。
大虫川には大正建造のレンガ造のアーチ橋が架かる。
境内に入る前に三の鳥居をくぐる。
拝殿に参る。拝殿の後ろに本殿。本殿の左右に摂社が一社ずつ。いずれかは塩筒神社。
本殿の左方に泉水。
本殿左に末社大岩神社と後ろにお岩神といわれる磐座がある。
本殿の後ろに収蔵殿。御祭神天津日高日子穂穂出見尊と摂社の塩椎の御神像を収蔵している。平成9年の二千年大祭に合わせて本殿から遷座されたという。
拝殿左に祖霊社。宮司の岡野家の祖神が祀られている。
神社の東には長屋門も残る宮司家が建つ。今日は留守のようで御朱印はいただけなかった。
大虫神社の近郊には奈良時代に大寺院があった。
そこの塔跡が発掘で見つかり復元されている。
塔の中心の心礎の石も見つかっている。
[2019/11/16追記]
何度訪れても隣の宮司宅は不在で、祭礼に来ないと御朱印はいただけないかと思っていたら、当社は総社大神宮の兼務社になっていて、そちらの社務所でいただけることがわかったので行って来ました。
大虫神社
福井県越前市大虫町21−27-1
越前武生 五皇神社
旧武生市に鎮座する五皇神社。御祭神は応神天皇、稚野毛二派皇子、太郎子、汗斯王、継体天皇の父彦主人大公の祖宗五柱の神霊を祀る。
継体天皇が即位以前に味真野に暮らしていた頃に、学問所、文庫を置いたところと伝わり文室という地名になった。文室は今は越前万歳の里として知られる。
その頃は五皇宮と号し、堂ノ谷にあったという。堂ノ谷ってどこだろう?
神社は集落の最奥に鎮座し、一の鳥居をくぐり、二の鳥居から先は長い階段を上る。
階段の途中、右に滝が落ちている。落差2mほどで滝行も行えそう。
大きな楼門をくぐり、さらに階段を上って拝殿に至る。
拝殿に参る。
拝殿右手に神輿殿。
本殿の右のさらに上方に境内社が一社。
下に石碑が建っている。上の境内社が大洗磯前神社、神明神社、木留神社の合祀社なのだろうか。
帰りに楼門の段にある社務所に立ち寄る。返事がないので留守のようだった。
五皇神社
福井県越前市文室町35−2
越前今立 岡太神社
旧今立町粟田部に鎮座する岡太神社。御祭神は建角身命、國狭槌尊、大己貴命で、継体天皇を配祀する。
南向きに参道が延びる。
朱色の大鳥居をくぐって境内へ。
迎春と迎えてくれる。
両側の竹飾りはこの地方独特のものか。
拝殿に参る。
階段を上り、本殿に参る。前回の参拝は昨年2月の蓬莱祀(おらいし)のときだったので、やはり冬囲いされていた。次は違う季節に参拝したい。
本殿右に須波阿須疑神社
本殿左に貴船神社
本殿の左方に石祠が2基建っている。
本殿の右方に石碑。当地は謡曲花筐(はながたみ)ゆかりの地である。
境内社をめぐる。拝殿の右上方に神明社と石祠の稲荷神社。ともに別当寺だった粟生寺の守護神であった。
花筺会館の東にある天神社。御祭神は少彦名命、後世に菅原道真公が合祀される。佐山天神地区の氏神。境内の白樫は樹齢300年近い。
佐山姫公園の北側の秋葉神社。
秋葉神社の上方に不明の石祠。
秋葉神社の西へ進むと出雲社。
出雲社の右から琴弾山に鎮座する金刀比羅神社への入口がある。鳥居の赤い注連縄が変わっている。
10分ほど登ると金刀比羅神社に着く。拝殿右に大きな岩肌がむき出しの磐座がある。
今日は小雨で下が霞んでいたが、晴れていれば町が一望できる絶景スポットだろう。
花筺公園に隣接して佐山姫公園がある。この辺りが継体天皇が妻の佐山姫と暮らした館跡と伝えられる。
継体天皇の皇子、安閑天皇と宣化天皇の産湯の池と伝わる皇子ヶ池。六角形の玉垣は天保元年に継体天皇1300年祭を記念して地元で造営されたものらしい。
玉垣内には中央に石が据えられている。もとは宮内庁管理であった聖地で、現在は国有地となっている。
御朱印は社務所が開いていなかったので、拝殿左方の境内にある自宅でいただいた。宮司が拝殿に上がっていたので、代筆しましたと恐縮されたが、逆に心遣いさせてしまったようで申し訳なかった。
岡太神社
福井県越前市粟田部町大山19
加賀金沢 尾山神社⑪
金沢市の尾山神社。県内でも有数の初詣者が訪れる神社です。
今日2日の天候に恵まれたので、初詣に大勢の方が来ていました。
到着したときは境内の中程までの行列。御祭神の前田利家公とまつ様に今年の安寧を祈り、御朱印を探して境内の授与所をウロウロと・・・
平生は拝殿左の社務所附属の授与所でやっているのを今日は行列が長かったので、境内の中の新設された授与所の方で御朱印を探してみました。お守りとか御札とかと一緒に前に並んではいなかったけど、後ろの方をみると御朱印と書かれた箱が見えて、ようやく入手できました。書き置きの御朱印は初めていただきました。ひとまわり小さな御朱印です。
帰り際、参拝の行列は神門を過ぎて階段まで続いていました。
尾山神社
石川県金沢市尾山町11-1
戸隠信仰の歴史
発行:戸隠神社
発行日:1997年5月30日
ページ数:243ページ
価格:5,000円+税 絶版
戸隠神社の歴史と宝物を中心にまとめられた戸隠神社神社誌。
[目次]
第一部 戸隠の信仰と文化
第一章 戸隠信仰の成立
第二章 掘り出された戸隠の歴史
第三章 顕光寺と修験道の発達
第四章 戸隠山神領の成立と展開
第五章 戸隠の文化財
第二部 戸隠神社の歴史
第一章 神仏分離令と戸隠神社の成立
第二章 国家神道と戸隠神社
第三章 旧衆徒と戸隠神社
第四章 国幣社への昇格運動
第五章 宗教法人戸隠神社の成立
第六章 災害と戸隠神社
年表
資料(戸隠神社報)
特別企画展 立山と白山 北陸霊山の開山伝承
編集・発行:富山県立山博物館
発行日:2015年9月19日
ページ数:64ページ
価格:1,200円
平成27年秋季特別企画展の図録。北陸の二霊山、立山と白山の開山伝承について比較しながら解説している。
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輝く肇国
著者:永江維章
発行所:大日本國本会
発行日:1940年4月1日初版、1943年6月18日第四版
価格:15円 絶版
ページ数:92ページ+附録16ページ
古事記や日本書紀に関係する神社や史跡を92所解説と写真で紹介する。写真は紙質の関係もあり少々粗いが、当時の貴重な記録である。
鹿児島神宮史
編集者:三ツ石友三郎
発行所:鹿児島神宮社務所
発行日:1989年8月15日
ページ数:83ページ
昭和59年の昭和天皇御親拝を記念して編纂された。由緒や宝物以外にも資料を広く収録する。
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三重県の神社調査資料
編者:西川順土
発行所:古川書店
発行日:1985年12月31日
価格:700円 絶版
ページ数:154ページ
三重県内所在の延喜式内神社に関する未刊の文献三篇と、式内社に関する研究報告四篇を納める。
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元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図 改訂増補版
編著:元伊勢籠神社宮司 海部光彦
発行所:元伊勢籠神社社務所
発行日:2012年9月9日
頒布価格:1800円
ページ数:158ページ
丹後国一宮籠神社に伝わる宝物と宮司家の国宝海部氏系図についてカラーで掲載し、解説を加える。写真がきれいで鮮明なところが良い。
籠神社ホームページ書籍案内
善知鳥神社社誌(抄)
監修:柿崎雅美
発行所:善知鳥神社社務所・岡田書店
発行日:1987年10月
頒布価格:500円
ページ数:66ページ
日本の歴史の中で善知鳥神社がどういう経緯をたどってきたのかをわかりやすく伝えようとしている。後半は昭和62年の正遷座1180年式年大祭の様子を写真で掲載している。
加賀金沢 金沢神社⑫
金沢市に鎮座する金沢神社。終い天神となる今年最後の天神月次祭に参拝してきました。
冬支度で階段が板敷きになっていました。今日は絵馬やおみくじも来年に備えて今まで掛けられたものを外していました。
日曜日とあって受験を迎えた受験生がひっきりなしに参拝に来ていました。
合間を縫って御朱印をお願いしました。週末は宮司が忙しいためか他の方が墨書きするので字がいつもと全く異なります。
朝着くと、白鷺が池の底をかき回して餌を啄んでいました。
池には松や雪吊りが映り込んでとても美しかった。
来年は鳳凰のように飛躍したいものです。
金沢神社
石川県金沢市兼六町1−3
肇国の聖地
神社百景DVDコレクション16 住吉大社・枚岡神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2016年12月20日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「GRACE of JAPAN 自然の中の神々」(第1シリーズ)の中から摂津国一宮「住吉大社」(#36)と河内国一宮「枚岡神社」(#35)を収録している。ナレーションは堤真一氏。
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官幣中社吉田神社小志
編集兼発行人:二宮正彰
発行所:官幣中社吉田神社
発行日:1938年5月1日
ページ数:16ページ
京都市に鎮座する吉田神社の神社略史。巻頭に本殿と大元宮のモノクロ写真が1枚ずつ。
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神まうで
編集:大阪鉄道局運輸部旅客課
発行:大阪鉄道局
発行日:1938年4月
ページ数:58ページ
西日本を中心に官国幣社82社を紹介している。交通案内付き。
英彦山神宮小史
発行:英彦山神宮社務所
発行日:1985年以降
ページ数:58ページ
価格:不明
英彦山神宮の由緒を記した小冊子。B5版
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伊那市神社誌
編集者:伊那市文化財審議委員会
発行者:伊那市教育委員会
発行日:1968年8月10日
頒布額:不明
ページ数:220ページ
伊那市内に鎮座する神社59社の神社名鑑。教育委員会が調査して編集していることもあり、神社庁編集の神社誌とは少し項目が異なる。棟札や鳥居、灯篭、狛犬、社標、石碑などの報告があるのは教育委員会らしい。
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土佐神道考古学
著者:岡本健児
編集者:高知県神社庁報編集委員会
発行所:高知県神社庁
発行日:1987年6月1日
価格:3,000円
ページ数:315ページ
高知県神社庁報に掲載された記事104稿を一冊にまとめる。考古学の立場から神社の宝物や遺物、所在地などを考察する。
加賀金沢 尾山神社⑩
今月は少し早めに尾山神社に参拝してきました。12月の印は扇に梅鉢紋。
今日は晴れていたが、肌寒かったこともあり参拝者は少なく、巫女さんに御朱印をゆっくり書いていただけた。
今回の御朱印は墨書きも印も丁寧でとても良い。
隣接する金沢城玉泉院丸。鼠多門復元のための発掘調査が行われているが、復元されれば鼠多橋で尾山神社と玉泉院丸がつながり、新しい回遊ルートが生まれる。
金沢の庭園は雪吊りがされる冬がやはり美しい。
冬の澄み切った空と池に映り込む雪吊り。晴れの少ない金沢では数えるばかりしかないが、是非楽しみに来てほしい。
尾山神社
石川県金沢市尾山町11-1
日本三大霊山 富士山・白山・立山
発行所:株式会社ネコ・パブリッシング
発行日:2016年5月31日
価格:926円+税
ページ数:106ページ
登山ガイドではあるが、神社登拝をメインとした案内なので奥社を目的に登山する人には非常に参考になる。かつて三霊山を巡る三禅定というものがあったが、これを現代に成し遂げた方のインタビューも載っている。
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神社百景DVDコレクション15 熱田神宮・津島神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2016年12月6日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「GRACE of JAPAN 自然の中の神々」(第1シリーズ)の中から尾張国に鎮座する「熱田神宮」(#29)と「津島神社・治水神社」(#30)を収録している。ナレーションは堤真一氏。
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赤坂氷川神社の歴史と文化
編者:滝口正哉
発行:赤坂氷川神社
発売元:都市出版
発行日:2016年9月15日
価格:1,000円+税
ページ数:95ページ
フルカラーで赤坂氷川神社のすべてを紹介している。写真も多く楽しめる。
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愛知のやしろ 第11号
発行:愛知の神社をたずねる会
発行日:1987年9月1日
ページ数:32ページ
愛知県内の神社を式内社を中心にたずねる神職会の小冊子。
今号で紹介するのは、阿遅加神社、石作神社、山那神社、前利神社、外山神社、多気神社、片山神社、坂庭神社の八社。
愛知のやしろ 第3号
発行:愛知の神社をたずねる会
発行:1985年1月1日
ページ数:32ページ
愛知県内の神社を式内社を中心に訪ねる神職会の小冊子。
今号で紹介するのは、伊久波神社、坂手神社、室原神社、高田波蘇伎神社、売夫神社、浅井神社、堤治神社、布治神社、鞆江神社、大毛神社、阿具麻神社、生田神社、削栗神社、塩道神社の十四社。
愛知のやしろ 創刊号
発行:愛知の神社をたずねる会
発行日:1984年6月16日
ページ数:18ページ
愛知県内の神社を式内社を中心に巡拝する神職会の小冊子。宮司に直接お話を聞いたことも書かれており、読み物としても面白い。
今号で紹介するのは、浅井神社、裳咋神社、川曲神社、久多神社、塩江神社、宗形神社、尾張大国霊神社、大御霊神社の八社。