
朝来市に鎮座する粟鹿神社。但馬国一の宮で延喜式の比定社であり明神大社。御祭神は彦火々出見尊とも日子坐王とも言われる。

深い森に囲まれている。鳥居をくぐってもまだしばらく木々の間の参道を歩いて行く。

開けると2つの門が見えてくる。

手前は勅使門で、朝廷の勅使のみが通れる門。記録では過去に4回開いたことがあるという。

奧の門が随神門で、こちらから入って拝殿に向かう。

随神門には正面に随神が門番をし、裏の狛犬が中に入った者を監視しているようだ。

拝殿に参る。

拝殿からは渡り廊下でつながった本殿。

境内社も多い。随神門をくぐって左に天満宮、御祭神は菅原道真公。

拝殿の左の池の中に厳島神社、御祭神は市杵島姫命。

その右の丘を上ると稲荷神社、御祭神は保食神。

稲荷神社の下には四角の池(井戸?)の中に茗荷神社、御祭神は草野姫命。

拝殿左には床浦神社、御祭神は大己貴命。

拝殿に右に猿田彦神社、御祭神は猿田彦神。

猿田彦神社の中には白馬像が祀られている。
粟鹿神社
兵庫県朝来市山東町粟鹿2152