加賀金沢 須岐神社

須岐神社

金沢市に鎮座する須岐神社。御祭神は鹿島坐健御賀豆智命、香取坐伊波比主命、枚岡坐天児屋根命、比売大神。延喜式加賀郡の比定社。

須岐神社

社殿は北向き。往古須岐神社境内に赤浜八幡神社が創建され、両社が併存していたのを明治期に合併したときに須岐神社で統一したという。が、御祭神は春日大神であり、八幡大神がいないのはなぜか。

須岐神社

社前の道路は車がすれ違えないほど狭いが、参道はあったのだろうか。2016年に御鎮座千三百年を迎える看板が立つ。

須岐神社

拝殿に参る。

須岐神社

左の狛犬は逆立ち狛犬になっている。

須岐神社

戦後には奉納能も催行されていたようだ。

須岐神社

拝殿右の社務所兼自宅で御朱印をいただく。

須岐神社

社殿背後はすぐ土手となり、浅野川が流れている。

須岐神社
石川県金沢市東蚊爪町ホ100甲

美濃垂井 伊富岐神社

伊富岐神社

垂井町に鎮座する伊富岐神社。御祭神は伊福氏の祖神である多多美彦命。延喜式不破郡の比定社で美濃国二宮。

伊富岐神社

北へ参道が延びる。社号標が立っているが、石造の一の鳥居はもっと南にあったようだ。この辺りに木製の二の鳥居があったようだが、橋しか残っていない。

伊富岐神社

左に神様の神橋、右に参拝者用の橋が架かる。

伊富岐神社

拝殿の両側に御神木が一際高く立つ。

伊富岐神社

拝殿に参る。

伊富岐神社

本殿は朱色の銅板葺で、塀で見えなかったが両側に境内社があるらしい。

伊富岐神社

拝殿右手の社務所は無人。

伊富岐神社

境内の隅に屋根のような傷んだ部材が置かれている。二の鳥居のようで倒壊したようだ。

伊富岐神社

境内入口の右に小さな境内社が一社ある。

伊富岐神社
岐阜県不破郡垂井町伊吹1484番地の1  

美濃垂井 南宮大社

南宮大社

垂井町に鎮座する南宮大社。御祭神は金山彦命を主祭神とし、見野命と彦火火出見命を配祀する。延喜式不破郡仲山金山彦神社の比定社で明神大社、美濃国一宮。
金山彦神は鉱物の神であり、鉱山業・金属業の総氏神、全国の金山彦神社の総本社。

南宮大社

楼門の前が駐車場になっている。南宮山の北麓に東南方向に鎮座する。

南宮大社

楼門の両側から玉垣がめぐる。楼門の前に石製の神橋が架かる。

南宮大社

楼門は極彩色に彩られ、蛙股には中国の故事か、神社の由緒と思われる彫物がされている。

南宮大社

楼門の前には右大臣、左大臣の木造が

南宮大社

後ろには狛犬が配置されている。

南宮大社

楼門を入ると中央に高舞殿、左右に回廊のついた拝殿。拝殿に参る。

南宮大社

高舞殿の蛙股には十二支の彫刻がされている。

南宮大社

神輿舎の壁には奉納額がたくさん掛けられているが、鉱物の神らしく鍬や鋤、鉈などの金物ばかりだ。

南宮大社

南門から出て玉垣の西には末社が鎮座する。金敷金床社

南宮大社

その後ろに石舟社

南宮大社

伊勢両宮の鎮座地には「往古本殿奉斎地」碑が立つ。

南宮大社

東照宮

南宮大社

荒魂社

南宮大社

朱色の連続した鳥居を進めば

南宮大社

南宮稲荷神社

南宮大社

不明の境内社

南宮大社

引常明神磐座と潮千海社

南宮大社

廻廊に入ると本殿の左に境内社が二社。右が高山社、左が南大神社。

南宮大社

本殿の右に境内社が二社。右が隼人社、左が樹下社。両社の前に矢竹が見える。

南宮大社

北門を出れば落合社

南宮大社

社号標の右に美濃国総社と伝わる数立神社

南宮大社

神社から北へ、名神高速の高架の手前に大鳥居が立つ。右手に南宮山が見える。

南宮大社

さらに北へ、旧中山道から南宮参道の入口に石鳥居が立つ。

南宮大社
岐阜県不破郡垂井町宮代1734−1

尾張一の宮 大神神社

大神神社

一宮市に鎮座する大神神社。御祭神は大物主神。延喜式中島郡の比定社で明神大社、尾張国一宮。

大神神社

社殿は南向き。

大神神社

鳥居を入ってすぐのところに御神木が立つ。

大神神社

前回参拝時には見逃した番塀。尾張地域に特徴的なもの

大神神社

拝殿に参る。

大神神社

拝殿には入れないが、前回見ていなかった中を覗いて、掛けられた額から不明であった本殿左右の境内社が判明した。本殿左に左から神明社、白山社、本殿右に左から三島社、六所社である。由緒書きの順番から拝殿右の一社は招魂社、素戔嗚社が境外末社であろうか。

大神神社

大神神社は一の宮ではあるが本務社ではなく、兼務社である。本務は大神社であり、電話予約してから訪問して御朱印をいただくことになる。当日授与はしていないので、私も2度目の参拝になる。

大神神社
愛知県一宮市花池2-15-28

尾張一宮 大神社

大神社

一宮市に鎮座する大神社。御祭神は神八井耳命。延喜式中島郡の太神神社の比定社で明神大社。

大神社

境内は南向き。鳥居の前に車を停める。

大神社

社殿は番塀、拝殿、幣殿、本殿と並ぶ。番塀前に祓所がある。

大神社

拝殿に参る。

大神社

拝殿、幣殿の先に本殿が見える。

大神社

本殿は幣殿と塀に囲まれている。中が見えないが境内社の大明神社と神明社も中にあるようだ。

大神社

参道の途中に社務所兼自宅があり、御朱印をいただく。宮司は兼務社も多く、留守なことも多いので予め予約が必要。予約してあったので尾張国一宮の大神神社の御朱印もいただく。御朱印をいただいたときにお話を聞く。一の宮巡礼で御朱印の予約もとても多いそうだが、中には急に来る人もいるといい、特にひどい人は朝6時とか夜10時とかいう人が一部いるらしい。御朱印いただくのにも常識が必要で、宮司だけでなく周囲の一般宅にも迷惑かけるのはいかがかと思います。

大神社
愛知県一宮市大和町於保郷神2311

尾張海部 漆部神社

漆部神社

あま市に鎮座する漆部神社。御祭神は三見宿禰を主祭神とし、木花開耶姫命を配祀、八大明神を合祀する。延喜式海部郡の比定社。隣接して甚目寺が建ち、漆部神社が甚目連公の氏神、甚目寺が氏寺とされる。

漆部神社

社殿は南向き。

漆部神社

鳥居をくぐって参道を進むと朱色の神橋。

漆部神社

拝殿の前にはコンクリート製の番塀が立っている。

漆部神社

拝殿に参る。

漆部神社

拝殿の右に境内社が一社。

漆部神社

社務所で御朱印をいただく。

漆部神社

甚目寺の境内が拡張されて現在地に遷座する前は、東隣の日吉神社に鎮座していたという。

漆部神社

甚目寺のお堂の屋根の下で神鶏が雨宿りしていました。

漆部神社
愛知県あま市甚目寺東門前11

尾張津島 津島神社

津島神社

津島市に鎮座する津島神社。御祭神は建速須佐之男命を主祭神とし、大穴牟遅命を相殿に祀る。全国の津島神社・天王社の総本社。

津島神社

津島天王祭の行われる天王川公園に車を停める。

津島神社

天王川公園の東に鎮座する御嶽神社。

津島神社

津島神社とは関係ないようだが拝殿に参る。

津島神社

天王川公園の北にある津島神社御旅所。

津島神社

津島天王祭で神輿が奉斎される場所になる。天王川はかつては川として海につながっていたが、現在は埋め立てによって池になっている。

津島神社

南鳥居の向かいにある秋葉神社。やはり津島神社とは関係ないようだ。

津島神社

南鳥居

津島神社

摂社居森社、御祭神は須佐之男命幸御魂。延喜式海部郡の国玉神社の旧鎮座地で論社のひとつとなっている。

津島神社

末社菅原社。受験シーズンには学生で賑わうという。

津島神社

末社照魂社、津島出身者の御英霊1170柱を祀る。

津島神社

南門の先に番塀が見える。尾張造という社殿形式の特徴で尾張国によく見られる。

津島神社

南門を入ると、左右に境内末社が並ぶ。

津島神社

正面に拝殿。後ろの回廊が左右に延び、均整のとれた社殿。社殿は南向き。

津島神社

拝殿に参る。

津島神社

津島神社の表参道は東の鳥居。南鳥居に比べてもこちらがやはり大きい。

津島神社

神橋と楼門が建つ。

津島神社

本殿の右、授与所の裏にも境内社が並ぶ。手前が摂社荒御魂社、須佐之男命荒御魂を祀る。

津島神社

境内の南西隅に鎮座する摂社弥五郎殿社、御祭神は武内宿禰命。延喜式海部郡国玉神社の論社で、居森社の場所から遷座した、論社としての御祭神は大国霊神、大己貴命で武内宿禰命を相殿に祀る。

津島神社
愛知県津島市神明町1

伊賀白樫 岡八幡宮

岡八幡宮

伊賀市に鎮座する岡八幡宮。御祭神は誉田別尊、神功皇后、仲津姫命。

源頼朝公が全国六十余国に鶴岡八幡宮の末社を建立する祈願をし、神意により伊賀国に第一番を建てる。岡八幡宮は鶴岡八幡宮の末社の略称であったが、頼朝公の没後計画は中止となり、最初で最後の末社となったという。

岡八幡宮

社殿はやや南東方向向き。

岡八幡宮

鳥居と社号標

岡八幡宮

旧社号標も残る。明治37年合祀令に治田地区との二郷神社と改称し、戦後岡八幡神社と改称されたが、平成2年御鎮座800年を記念し旧称の岡八幡宮に戻されたという。

岡八幡宮

鳥居左の池に末社鈴鳴弁財天社

岡八幡宮

木製の二の鳥居をくぐると参道は階段となる。

岡八幡宮

階段を上り詰めたところの両側に大木が立つ。正月とあってか狛犬にも注連縄が掛けられている。

岡八幡宮

拝殿に参る。

岡八幡宮

本殿左に末社礎社

岡八幡宮

拝殿右に神馬舎の白馬社

岡八幡宮

拝殿右方に山の神尺殿明神が祀られている。

岡八幡宮

本殿の塀の中にも数社末社が祀られているようだ。

岡八幡宮

帰りに二の鳥居右の社務所で御朱印をいただく。

岡八幡宮
三重県伊賀市白樫3638

伊賀阿拝 陽夫多神社

陽夫多神社

伊賀市に鎮座する陽夫多神社。御祭神は健速須佐之男命を主祭神とし、五男三女神を配祀する。延喜式阿拝郡の比定社。伊賀河合郷の総社であり、河合天王とも呼ばれ8月に祇園祭が催行される。

陽夫多神社

東の参道より入る。

陽夫多神社

神橋を渡って境内に入る。社殿が東向きなのでこちらが表参道かと思ったが、表参道は御旅所古墳のある南側のようだ。

陽夫多神社

入って右に神井と鐘楼がある。

陽夫多神社

梵鐘は伊賀で3番目に古い寛文7年の製作。

陽夫多神社

社殿は背後の宮山の麓に鎮座する。宮山には古墳や中世の城跡があり、地域の中心地だったことを物語る。

陽夫多神社

拝殿は横に長い。

陽夫多神社

拝殿と一段上の幣殿に至る階段の両側に高い木が林立する。鳥居又は狛犬の替わりだろうが、伊賀地域ではこの形をよく見る。陽夫多神社は中世、高松神と呼ばれることもあり、この御神木は松であろうか。

陽夫多神社

階段を上って幣殿へ。本殿に参る。

陽夫多神社

幣殿には絵馬が掛けられているが、主祭神の須佐之男命に関するものが多い。

陽夫多神社

そういえば境内に須佐之男命が須賀の地で詠んだ歌碑が建っていた。

陽夫多神社

三重県は明治期に神社合祀が盛んに行われた地域であり、陽夫多神社も合祀された神社の御祭神は多い。

陽夫多神社

本殿左に境内社八柱神社、御祭神は大山祇神、火之迦具土神、五男三女神、金山比売神を祀る。

陽夫多神社

社務所らしい木造建物は無人で、境内の参集殿兼授与所に立ち寄る。地域の公民館的存在でもあるようだが、運良く宮司が居られた。実は3回目の訪問で今まではこちらも無人であった。御朱印をいただく間にお話を聞くと、宮司を継いだ息子さんが去年突然亡くなられて、前宮司が再び勤めることになったという。伝統ある行事も続く神社であるので氏子の方々は心配が絶えないであろうが、遠くなく兼務社になるのかもしれない。

陽夫多神社
三重県伊賀市馬場951

伊賀阿拝 手力神社

手力神社

伊賀市に鎮座する手力神社。御祭神は天手力男神。信濃の戸隠神社から勧請され、伊賀忍者の藤林家の氏神だったという。

手力神社

神社が北向きに鎮座。南へ参道が延びる。

手力神社

鳥居と拝殿の間に一本の御神木が立ち、一際目立つ。

手力神社

内陸の伊賀は手水の水は凍結し、龍の口も冬支度でまるで服を着ているようです。

手力神社

鳥居をくぐって拝殿に参る。

手力神社

手力神社には日本一という鈴の緒があります。確かに太すぎて振ることはもちろん揺することも難しい。

手力神社

拝殿の後ろ一段高い場所に本殿が鎮座する。

手力神社
三重県伊賀市東湯舟1025

近江甲賀 油日神社

油日神社

甲賀市に鎮座する油日神社。御祭神は油日大神。延喜式甲賀郡川枯神社の論社のひとつ。

油日神社

JR油日駅から少し南に行き、東へ油日交差点へ向かう途中に大鳥居が立つ。

油日神社

そこからさらに東へ進むと途中御神田がある。

油日神社

最後に北に折れると鳥居と社号標が立つ。隣に駐車場がある。

油日神社

参道を進むと雰囲気のある楼門が建つ。油日神社は周辺に近代的建物が見えにくい立地でもあるので映画やドラマのロケ地としてよく知られる。最近はNHK大河「平清盛」で使用された。

油日神社

楼門を入ると正面に拝殿。正月なので立派な門松が飾られている。

油日神社

拝殿は常に開いている形式だが、中に三十六歌仙の額が架かる。少し風化しているがしばらく見ていても飽きない。

油日神社

拝殿の裏に本殿。本殿前の中門で参る。

油日神社

本殿の塀の中にコウヤマキの巨木が立つ。

油日神社

本殿左に境内社が一社。

油日神社

本殿右に境内社が二社。

油日神社

楼門の両側の廻廊も見応えあり

油日神社

油日神社は唯一の油の祖神でもあるので、油の業界からの崇敬は篤く、酒樽の代わりに油の缶が並ぶ。

油日神社

拝殿右手の社務所。実は今日は2回目の参拝で、社務所はふだん無人である。今日は隣の参集殿で賑やかな声がしたので尋ねてみた。聞くと、昨日消防出初め式があり、今日は慰労会だという。運良く御朱印をいただく。

油日神社
滋賀県甲賀市甲賀町油日1042

近江甲賀 大鳥神社

大鳥神社

甲賀市に鎮座する大鳥神社。御祭神は素戔嗚尊を主祭神とし、大己貴命と奇稲田姫命を相殿に祀る。

大鳥神社

長い参道には両側にずらりと灯籠が並ぶ。

大鳥神社

参道を進むと鳥居と社号標

大鳥神社

少し下がって川を渡る。

大鳥神社

朱色の橋の隣に石造の太鼓橋

大鳥神社

鳥居の向こうに朱色の楼門が見えてくる。鳥居には中程に注連縄が張られているが、とても低い。低姿勢にならないと鳥居をくぐることもできない。

大鳥神社

楼門の両側には透塀がめぐり、とても印象深い。正月なので楼門の前に門松が飾られている。

大鳥神社

楼門をくぐると拝殿

大鳥神社

拝殿の左に神饌所

大鳥神社

神饌所の隣に御輿蔵

大鳥神社

本殿前の中門は祝詞殿と呼ばれる。本殿に参る。

大鳥神社

本殿の左に境内社が一社。

大鳥神社

本殿の右に境内社が二社。いずれがそうか分からないが、八幡神社、日吉神社、西宮神社の三社。

大鳥神社

拝殿右に神楽殿

大鳥神社

社務所と参集殿。かつては宮寺として河合寺があり、社務所は寺のような造り。社務所の一画にある授与所で御朱印をいただく。

大鳥神社
滋賀県甲賀市甲賀町鳥居野782

近江日野 馬見岡綿向神社

馬見岡綿向神社

日野町に鎮座する馬見岡綿向神社。御祭神は天穂日命、天夷鳥命、武三熊大人命。延喜式蒲生郡の馬見岡神社の論社のひとつ。

馬見岡綿向神社

社殿は南向き。綿向山山頂に奥之宮が鎮座する。

馬見岡綿向神社

入口の大木に大注連縄が掛けられている。珍しい形だ。後で気づいたことだが、昨日、大勧請縄吊りという神事で掛けられたばかりだった。

馬見岡綿向神社

境内は広い。

馬見岡綿向神社

参道左に社務所。

馬見岡綿向神社

社務所右に神輿庫

馬見岡綿向神社

神輿は三台あって日野祭で担ぎ出されるそうだ。

馬見岡綿向神社

拝殿前に神様の渡る神橋。

馬見岡綿向神社

拝殿に参る。

馬見岡綿向神社

拝殿左に神馬舎

馬見岡綿向神社

絵馬殿

馬見岡綿向神社

絵馬殿には多くの絵馬が掛けられていた。中に日野祭の奉納額があった。

馬見岡綿向神社

本殿を囲むように回廊がめぐっている。

馬見岡綿向神社

ふと賽銭箱を見るとイノシシの彫刻

馬見岡綿向神社

横に猪像。猟の途中で大雪になり、大きな猪の足跡を追って綿向山頂上へ導かれると、神の化身である白髪の老人にご神託を受けたという。猪は綿向大神の神使である。

馬見岡綿向神社

末社は多い。本殿右に榊御前社

馬見岡綿向神社

本殿左に村井御前社

馬見岡綿向神社

本殿手前右に八幡社

馬見岡綿向神社

安平稲荷神社

馬見岡綿向神社

富士浅間神社

馬見岡綿向神社

三社並ぶ。竈之社、玉椿神社、稲置三麿神社

馬見岡綿向神社

池の中に池之社・出雲神社

馬見岡綿向神社

拝殿の右に琴平神社。社には事比羅神社と書かれている。

馬見岡綿向神社

神明神社

馬見岡綿向神社

授与所にはおみくじがたくさん並んでいる。神使の猪のおみくじが人気だ。

馬見岡綿向神社

授与所の隣は神楽殿

馬見岡綿向神社

天満宮、左に神使の牛の象がある。

馬見岡綿向神社

楠木正成・正行親子の「桜井の別れの像」。神社に直接関係ないが、日野小学校校庭に戦前あったものをGHQの要請により境内に移されたままになっているという。

馬見岡綿向神社

橋を渡って鳥居の右に玉影神社(祖霊社)

馬見岡綿向神社

境内の一番手前右に蛭子神社がある。
神社入口前に宮司宅があり、書き置きであったが御朱印をいただいた。

馬見岡綿向神社
滋賀県蒲生郡日野町村井711

越前勝山 神明神社

神明神社

勝山市に鎮座する神明神社。御祭神は天照皇大神、豊受比売神を主祭神とし、誉田別尊、小笠原貞宗公を合祀する。奇祭勝山左義長には当神社が深く関わっている。

神明神社

商店街の並ぶ雲平通りに面して南向きに表参道の鳥居が立つ。

神明神社

参道は右に折れて階段を上る。

神明神社

さらに180度回転して社殿は東向きに鎮座する。

神明神社

拝殿に参る。

神明神社

拝殿右に境内社が1社。

神明神社

拝殿左に境内社が2社。

神明神社

扁額がなくて境内社が分からないかと思ったが、一番左は朱色の社殿で稲荷神社だとわかるので、入口にある案内板の並び順どおりだと分かった。つまり、右が白山神社、左が市姫神社ということになる。

神明神社

境内には幕末の勝山藩の藩校成器堂の講堂が移築されている。

神明神社

旧成器堂講堂横に社務所兼自宅があったので御朱印について尋ねたが授与していないという。
ツッパリのような雪帽子を被る狛犬を見て黄昏れる。

神明神社
福井県勝山市元町1丁目19

越前勝山 平泉寺白山神社

平泉寺白山神社

勝山市に鎮座する平泉寺白山神社。

平泉寺白山神社

社殿は南向き。今年はこれでも雪が少ないらしいが、一面の深い雪に覆われている。

平泉寺白山神社

踏み固められた一本道を通り。一の鳥居へ

平泉寺白山神社

鳥居をくぐって左に社務所が建っている。旧玄成院で帰りにここで御朱印をいただいた。

平泉寺白山神社

一面の雪の中を二の鳥居へ

平泉寺白山神社

二の鳥居は中央に屋根のつく神仏習合の名残を残すものであり、「白山三所大権現」の大額が掛かる。

平泉寺白山神社

拝殿には「中宮平泉寺」の扁額が掛かる。平泉寺は白山信仰越前馬場の中心地であった。

平泉寺白山神社

拝殿裏の本社への階段も雪に覆われている。急な階段なので滑りやすい。

平泉寺白山神社

本社には「白山妙理大権現」の扁額が掛かる。白山の御前峰の神。

平泉寺白山神社

左の大汝社には「越南知大権現」の扁額が掛かる。白山の大汝山の神。

平泉寺白山神社

右の別山社には「別山大権現」の扁額が掛かる。白山の別山の神。

平泉寺白山神社

別山社の右、さらに奥へ三宮への道が続く。こちらは踏み跡もない。

平泉寺白山神社

一番乗り気分で三宮へ。三宮の手前左に楠木正成供養塔がある。

平泉寺白山神社

三宮の御祭神は栲幡千々姫尊。後ろから越前禅定道の登山口となっている。

平泉寺白山神社

境内社

平泉寺白山神社

平泉寺の名称の由来となっている御手洗池、別名平泉。

平泉寺白山神社

駐車場からは経ヶ岳が真っ白になっているのが見えた。

平泉寺白山神社
福井県勝山市平泉寺町平泉寺

越前丸岡 国神神社

国神神社

坂井市に鎮座する国神神社。御雄祭神は椀子皇子、振姫命と應神天皇を合祀する。椀子皇子は第26代継体天皇の第二皇子。延喜式坂井郡の比定社。

国神神社

丸岡城の南麓に鎮座する。社殿は西向き。

国神神社

社前に道路にはみ出して御神木のタブの木が大きく茂っている。タブは神社が当地に遷座する以前よりあったという。

国神神社

年越の祓で設置されたであろう茅の輪をくぐって、拝殿に参る。境内は一面の雪に覆われ、今も降り続いている。

国神神社

狛犬の白い雪帽子を被っている。

国神神社

境内社は拝殿右に稲荷社。帰りに社務所で御朱印をいただく。

国神神社
福井県坂井市丸岡町石城戸町1丁目2

加賀金沢 田井菅原神社 献上鏡餅

田井菅原神社

正月に田井菅原神社にやってきた。

田井菅原神社

境内社にも正月らしい供物が供えられている。

田井菅原神社

今日の目的は拝殿の中に

田井菅原神社

第12代藩主前田斉広公の初めてのお国入りを祝って献上された鏡餅が飾られている。鏡餅は三点セットで、中央が床飾り餅、右が蓬莱飾り、左が櫓餅といい、米俵約5個半使用される。現在は蠟製の模倣品で、年末に氏子の協力で設置される。全国的には白のみの鏡餅であるが、金沢近郊では紅白2色が一般的で、上が紅、下が白である。献上された鏡餅はその逆なので、藩主に遠慮して民は逆に飾ったともいう。通常小正月の15日までに徹下される鏡餅であるが、当神社では縁起物に広く触れてほしいという意図から1月末頃まで飾られている。

田井菅原神社
石川県金沢市天神町1丁目3−20