越前福井 登知為神社

登知為神社

福井市の登知為神社です。足羽郡の延喜式内社比定社です。
御祭神は瓊々杵尊、菅原道真公、高木神、伊弉冉尊の四柱。

登知為神社

神社は浄土真宗本願寺派の朝倉山本蓮寺に隣接して、参道が続いています。

登知為神社

山里には珍しい珍客も。社頭のご自宅の庭に雉子三羽を発見。近づくと逃げられました。

登知為神社

長い参道の先に長い階段。

登知為神社

上ると社殿が建っています。

登知為神社

社殿前からは集落が見渡せますが、木々が大きくて展望があまりよくなかった。
なにか出てきそうなので、早々に戻らないと。

登知為神社
福井県福井市栃泉町96-12

越前福井 八幡神社

八幡神社

福井市東大味町の明智神社に詣った後で、集落の神社に詣りました。
集落の八幡神社と氣比神社を合祀し、八幡神社として鎮座しています。御祭神は応神天皇、足仲彦尊(仲哀天皇)。

八幡神社

杉に囲まれた境内。昔はもっと多くの杉木立に囲まれて薄暗かったようです。

八幡神社

階段の脇に大石が据えられています。

八幡神社

本殿の左に境内社が鎮座しています。

八幡神社

八幡神社にはもともと阿弥陀如来座像が祀られていたようです。神仏習合の八幡神の本地仏が阿弥陀如来です。

八幡神社
福井市東大味町

越前福井 明智神社

明智神社

福井市東大味町の明智神社。「あけっつぁま」と呼ばれる小さな祠に御祭神明智光秀公が祀られています。

明智神社

「細川ガラシャゆかりの地」という石碑が建つこの周辺は、朝倉義景の客将として越前に来ていた頃住まいをした場所と言われ、ここで後に細川忠興の室となった娘玉が生まれたと伝わります。

明智神社

祠は農家三軒で守られてきたもので

明智神社

境内には「東大味歴史文化資料館」が建てられ、明智光秀公に関する資料が展示されています。

明智神社

神社には明智光秀公の木像が安置されています。

明智神社

しかし、看板が「御祭神」ではなくて「御本尊」となっているのはいただけないですね。

明智神社
福井市東大味町

越前鯖江 刀那神社

刀那神社

鯖江市の刀那神社。延喜式内社の今立郡刀那神社の論社。
御祭神は建御雷男命、伊弉册尊。

刀那神社

集落の田の真ん中を一直線に延びる長い参道。

刀那神社

参道や境内はきれいに掃除されていて清々しい。

刀那神社

社殿は一段高くなっている。

刀那神社

注連縄はこのあたりは一直線のものが多いのだが、この社は垂れているよく見る形のもの。

刀那神社

本殿はさらに一段高くなっている。

刀那神社

本殿の左に境内社が二社建っている。左の一社には地蔵らしき仏像が納められている。

刀那神社
福井県鯖江市上戸口町

越前鯖江 石部神社

石部神社

鯖江市の石部神社。御祭神は吉日古命、吉日賣命。延喜式内社の今立郡の石部神社の比定社。

石部神社

集落の一番の奥に神社が鎮座しています。

石部神社

参道の階段を上ると平坦地があり、さらに階段を上って社殿が鎮座しています。

石部神社

社殿は拝殿と本殿が一体となっています。

石部神社

社殿の前に境内社が二社建っています。

石部神社

合祀した山王神社と八幡神社らしいですが、扁額や社標がなくどちらか分かりません。

石部神社

境内からは集落とその向こうに長閑な景色が広がります。

石部神社
福井県鯖江市磯部町26

越前今立 岡太神社 蓬莱祀

岡太神社

越前市の岡太神社。今立郡の延喜式内社 岡本神社の論社で、御祭神は建角身命、國狹槌尊、大己貴命、継体天皇。

岡太神社

麓に拝殿、奧の山上に本殿が鎮座しています。

岡太神社

雪囲いもありますし、旧県社で社務所もありますので御朱印はあるような気もしますが、今日は確認できませんでした。

岡太神社

というのも、2月11日は国選択無形民俗文化財でもある祭礼「蓬莱祀(おらいし)」の日でした。
この神事は継体天皇の即位を祝って始められたと伝えられ、五穀豊穣・天下泰平を願って町を練り歩きます。

岡太神社

最初に賑やかに子供たちの太鼓や笛が進みます。周りに父兄が一緒に歩くのはどこの祭りも同じです。

岡太神社

次に山車が大勢の人に曳かれながら進みます。

岡太神社

山車は舟形の修羅で、三人の音頭取りが乗って木遣り歌を歌います。

岡太神社

俵に松を飾り、上にまゆ玉や弊竹、鏡竹を飾ります。

岡太神社

後方の車でまゆ玉を頒布していました。一組分けていただきました。

岡太神社

神前に捧げるまゆ玉と紅白餅の一組です。

岡太神社
福井県越前市粟田部町19

越前鯖江 加多志波神社

加多志波神社

鯖江市の加多志波神社。御祭神は多加意加美神で今立郡の延喜式内社の比定社です。
神社は集落でも山のほうにあり、神社へ行くには細い集落内の道を通らなければならず苦労しました。

加多志波神社

神社は神仏習合の名残が残る山里の社でした。

加多志波神社

杉の大木が林立する社叢は市の天然記念物です。

加多志波神社

長い参道を通って拝殿に詣ります。

加多志波神社

今日は集落の方が次々と詣りに来るので、建国祭かな?信心深い方が多いなと思っていました。

加多志波神社

社殿のさらに上方に塔佛堂があります。大きな礎石に建つ塔佛堂ですが、ここは三重塔が建っていた場所です。

加多志波神社

中には古い仏像が収蔵されています。

加多志波神社

駐車場は観音堂の前にあります。飾り付けされています。

加多志波神社

中が開いていたので少しお邪魔していると、集落の方が今日は午後から、年に一回の面の公開があるのだとか。

加多志波神社

面は木造追儺面3面。鎌倉後期の作で国指定重要文化財となっている面で、父・母・子の3つで正月の寺(蓮花寺)の行事に使われ、江戸時代には雨乞いに使われました。

加多志波神社
福井県鯖江市川島町27-22

越中武生 春日神社

春日神社

越前市の春日神社。旧郷社で延喜式内社の丹生郡大山御板神社、敦賀郡伊多伎夜神社の論社です。
祭神は武甕槌命、経津主命、天兒屋根命、比咩大神の四柱。いわゆる春日大神です。

境内の由緒には、大彦命がこの丘に武甕槌命、経津主命の二神を祀ったことに由来し、大山御板神社に比定されると説明されている。

春日神社

鳥居をくぐると

春日神社

目の前が開けて神社と鎮守の杜が見えました。

春日神社

境内は公園となっており、階段を上って拝殿に行くようになっています。
境内には社務所もあり、ちょうど建国祭が終わったところのようでしたが、神職らしい方はおらず地域の方々で神事を行っているようでした。ということで御朱印は望めないでしょう。

春日神社

拝殿には大きな額が掛けられていますが、薄くてよく読み取れません。
奉納物の目録か由緒書きのような感じです。

春日神社

本殿は雪囲いされていて中が見えません。

春日神社

国の重要文化財になっているという本殿を見たいと思いまして、隙間から覗いてみました。
朱色のきれいな立派な本殿ですね。春日さんの象徴的な色です。

春日神社
福井県鯖江市鳥井町12-31

越前武生 飯部磐座神社

飯部磐座神社

越前市の飯部磐座神社は延喜式内社の敦賀郡伊部磐座神社の比定社です。
御祭神は天照大神、猿田彦命、八幡大神。古くは磐座として祭祀の場であったと考えられています。
御朱印はないと思います。

飯部磐座神社

集落内の丘に鎮座する神社。

飯部磐座神社

鳥居をくぐるまで予想もしていませんでした。

飯部磐座神社

よく磐座は祀られていますが、神社の中の磐座って案外出ている部分は小さいですよね。
しかし、この神社の磐座は違った・・・
何!?この大きさ、それにこの数

飯部磐座神社

磐座に圧倒されながらも拝殿に詣りました。

飯部磐座神社

本殿の裏からは雪をかぶった白山などがきれいに見渡せます。

飯部磐座神社

よく見ると境内にはそこかしこに磐座があります。表面を触ってみると案外もろい石かもしれません。
それにしても大きい。

飯部磐座神社
福井県越前市芝原5丁目16-1

越前鯖江 舟津神社

舟津神社

鯖江市の舟津神社。主祭神は大彦命、相殿に猿田彦命を祀る。
王山の山上には古墳群があり、往古ここに大山御板神社が鎮座、丹生郡の延喜式内社に比定されている。
麓は今立郡の延喜式内社舟津神社に比定されている。それぞれ上宮、下宮と称され、丹生郡と今立郡の郡境に比定される叔羅川(日野川)が王山の東に位置していたことによるとされている。

舟津神社

大彦命は四道将軍のひとりで、北陸道に下向されたとき、王山の峰に楯三枚で社形をなし猿田彦命を祀って国内の平定安寧を祈ったと言われ、古くから北陸鎮護の社として朝野の崇敬を受けました。

舟津神社

第一鳥居の扁額は東郷平八郎氏の揮毫です。

舟津神社

赤鳥居をくぐって拝殿に詣ります。

舟津神社

実に厳かな雰囲気に拝殿です。

舟津神社

社叢には巨木も多く、本殿境内の大白樫

舟津神社

八幡神社横の大杉。下には大杉大明神の石祠

舟津神社

第二鳥居から大鳥居の間にある大欅。鳥のさえずりも聞こえて心地よい場所です。

御朱印は境内の社務所でいただきました。由緒のパンフレットもいただけます。

舟津神社
福井県鯖江市舟津町1丁目2-32