若狭遠敷 権現神社

権現神社

福井県と京都府の県境にある頭巾山、その頂上に権現神社が鎮座している。延喜式内社の遠敷郡許波伎神社の論社のひとつ。
御祭神や由緒は不明。現在の住所は京都府となっている。

権現神社

今回は上りやすい福井県側から登る。名田庄の集落を次々と過ぎて奥に進むと途中に野鹿の滝がある。このあたりまで来ると川も急流になってくる。

権現神社

頭巾山の登山口まで来る。

権現神社

家族向けと聞いていたが、意外なほど急登が続く。

権現神社

1時間ほどでようやく山頂に到着する。

権現神社

山頂は広くない。南向きに社殿と前に手水石がある。付近に倒壊した灯籠や小屋も見えるが、社殿前に石が積んである。ちょうど登山口あたりに広く分布していた石のようだが、登拝するために持ってきたものだろうか。

権現神社

GW前に登山道の清掃をしながら登山が行われるので、ちょうどこの時期が登りやすい。

権現神社

社殿裏に頭巾山の三角点がある。頭巾山870mの山頂のしるし。

権現神社

山頂からは山々の向こうに日本海も見渡せる。

権現神社

実は頭巾山は自生のシャクナゲの群生地でもある。ことしはGW前に強風が吹いたり、雪が少なく花の時期が早かったためか、登山道沿いのシャクナゲは終わっていた。帰り道、日当たりの悪い北側斜面にようやく見つけた。

権現神社
京都府北桑田郡美山町山森

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