加賀金沢 波自加彌神社③ はじかみ大祭

波自加彌神社

金沢市の波自加彌神社。日本で唯一の香辛料の神、波自加彌神を祀る神社です。
6月15日は例大祭であるはじかみ大祭の日でした。明治に一度途絶えて、20年前に120年ぶりに復活した例祭です。

波自加彌神社

初めて行ける機会を得、14時の開始に間に合うように着きましたが、臨時駐車場も車の列で年々参拝者が増えているようです。

波自加彌神社

すでに参拝者は拝殿の前に集まっていました。

波自加彌神社

座れなかった人たちの立ち見もたくさんいました。

波自加彌神社

本殿での祝詞の後、本殿前の準備の様子を見に行きました。

波自加彌神社

神事は湯釜にショウガを入れて、

波自加彌神社

笹の葉で周囲を清めます。この湯釜が神事の後に振る舞われる生姜湯になります。
今年は生産数一位の高知県と愛知県から奉納されたショウガのブレンドでした。また、水は元宮跡にある黄金清水の霊水です。

波自加彌神社

香辛料の神はかつて飢饉に見舞われたときに、唯一育ったショウガで飢えをしのいだという言い伝えによるもの。

波自加彌神社

最後に神職3人が生姜湯を飲んだのちに

波自加彌神社

容器を地面に叩きつけて割るという神事で終了しました。

波自加彌神社

生姜湯をいただいて、参拝者が少しずつ帰り始めた頃、拝殿の中を見ることができました。
生姜湯はピリッと辛口でした。

波自加彌神社

大祭用に作られた特別な神饌です。ショウガと脇にワサビも添えられています。

波自加彌神社

全国各地から香辛料を使った商品やショウガが送られて来ます。写真に写っているもので半分くらいです。
こちらも年々増えているようで、それだけ祭りの知名度が上がってきているようです。

波自加彌神社

ショウガご飯の入った小さな寿司(県内の調理師でつくる「調理研究 越路会」が奉納)もいただきました。
御朱印は拝殿隣のテントでこの日に限っては、権祢冝である宮司の奥さんが書いてくれます。(普段は宮司が書きます)
また、本日より「日本唯一香辛料之神」が印となり、ショウガの印が増えました。生姜湯の振る舞いの間は御朱印はいただけませんので、その前の神事の途中が良いでしょう。

波自加彌神社
石川県金沢市花園八幡町ハ165

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です