
下呂市の上呂という地に鎮座する久津八幡宮。御祭神は応神天皇を主祭神とし、相殿に天照皇大神、春日大神を祀る。古くは飛騨国に属し、飛騨二の宮南飛騨総鎮守と称されたといい、先代宮司まで17代に渡り久津家が社家をつとめていたという。

神社に隣接して広い駐車場が整備されている。

社前に線路が通り、鳥居の前に踏切がある。

七五三詣りで祈祷している間に電車が通りました。

鳥居をくぐると外拝殿が建っている。桃山時代の建立。

八幡宮の扁額がかかり、内部は戸がなく吹きさらしになっている。

中央を4本の柱で支えている。

軒下に鯉と矢が対に描かれている。逆光だと少し見にくい。

拝殿の右手に久津八幡神社と称していた戦前の社号標が建っている。

内拝殿で参る。

祈祷を待つ間にゆっくりと社殿を見学する。
室町時代に再建された本殿

伝説の残る鳴き鶯の蛙股

社殿の左に美魂神社。地元出身のご英霊を祀る。

美魂神社の左右に夫婦杉と呼ばれる御神木がそびえる。
祈祷が終了したところで、宮司に尋ねて御朱印をいただく。

拝殿、本殿以外にも神社には宝物が多数残る。
久津八幡宮
岐阜県下呂市萩原町上呂2345-1