信濃上田 山家神社②

山家神社

上田市に鎮座する山家神社。御祭神は大国主神、伊邪那美神、菊理媛神を主祭神とし、日本武尊、神八井耳神を相殿に祀る。

山家神社

今日初めて四阿山を登拝し、2回目の参拝。社前からは先程までいた四阿山が見える。

山家神社

来年の四阿山開山1300年に向けて旗の奉納が始まった。

山家神社

参道を進む。

山家神社

拝殿に参拝する。

山家神社 駒形稲荷社

午の日限定の駒形稲荷社の御朱印

山家神社

拝殿の左に朱色の鳥居と社殿が一際目を引く駒形稲荷社が建つ。

山家神社 浄定社

四阿山開山の浄定坊を祀る浄定社の御朱印

山家神社

たくさんの御朱印をお願いしたので、すっかり暗くなったが、拝殿左に建つ浄定社。

山家神社

前回参拝時に撮影し忘れた金刀比羅社。大物主神を祀る。

山家神社

参拝者増を目指してスタンプが始まりました。早速前回分を含めて押印していただきました。
「月参り」が山家神社参拝12カ月分、「登拝」が四阿山登拝10回分、「参拝」は山家神社参拝15回分です。

山家神社
長野県上田市真田町長4473

信濃上田 伊勢神社

伊勢神社

上田市に鎮座する伊勢神社。御祭神は天照皇大神、豊受大神。
旧大日向村の産土神として、伊勢神宮の御分霊を祀る。源頼朝が北上州へ向かう途中ここで休息したと伝えられ、また別に善光寺参拝の途中草津湯へ行く途中にも休息し、大神宮を刻んで置いていったので、これを祀ったという。

伊勢神社

集落の道は狭かったので入口に車を停め、歩いて行くと社旗ポールが建っていた。

伊勢神社

さらに中に入っていくと、境内前にももう一対の社旗ポールが建っていた。

伊勢神社

入口に道祖神と二十三夜塔がある。二十三夜塔は月待ち講とも言われる民間信仰らしい。

伊勢神社

階段を一段上がり、鳥居の先、さらに一段上がると社殿が建つ。

伊勢神社

拝殿に参る。

伊勢神社

本殿は塀で囲まれているが、横の穴から覗くと

伊勢神社

本殿が見えた。

伊勢神社

本殿左に境内社の天満宮

伊勢神社

本殿裏に大日向の山中から遷したという愛宕神社、秋葉神社、三峯神社、蚕影神社が並ぶ。
一番奥が三峰神社で、後はわからないが、手前の地蔵もそのひとつに数えているようだ。

伊勢神社
長野県上田市真田町字宮前983

信濃上田 道光神社

道光神社

上田市に鎮座する道光神社。御祭神は山家大神、大山祇命、加藤道光命。
加藤道光は加藤清正のいとこ婿の子で、松代藩に寄食中に菅平を開発した。

道光神社

菅平高原に鎮座する。

道光神社

鳥居をくぐり、さらに階段を上って拝殿へ向かう。

道光神社

拝殿に参る。

道光神社

拝殿後ろに本殿覆屋

道光神社

本殿左の斜面に「寿喜伊山神」と書かれた石碑社。
何と読むのか初めて見るが、「すきい山神」と読むスキー発展の神様なのだとか。当て字だったのか

道光神社

さらに境内には菅平スキークラブ創設の父、矢追秀武先生と、菅平スキー場開発の先駆者、柳澤健太郎翁の石像が並ぶ。
御朱印は本務社の山家神社でいただいた。

道光神社
長野県上田市菅平高原字菅平1223-1578

信濃上田 山家神社奥宮 四阿山登拝・鳥居峠道

山家神社奥宮

四阿山山頂に建つ山家神社奥宮。御祭神は大己貴命、菊理姫命、伊邪那美命、日本武尊。
11月から5月までの登拝では墨書きが「白山大権現」になる。

山家神社奥宮

来年は四阿山開山千三百年であり、2年かけて複数の登拝道を行く計画。
今回は長野県と群馬県の県境になる鳥居峠(1362m)から登ることにする。

山家神社奥宮

鳥居峠口から長野側に少し行った場所に「四阿山」の扁額がかかる石鳥居が建つ。
この先は今は使われなくなった登拝道が続いていたという。

山家神社奥宮

鳥居峠口から20分ほど未舗装の道を進むと駐車場がある。
準備をして9時過ぎ登り始める。

山家神社奥宮

登拝道の途中には石祠がいくつも残っている。後で山家神社で聞いたところによると、藩政期に奉納された120社ほどあった末社群で、大明神と呼ばれたものが大部分なので神仏分離以降だんだん忘れられた存在となった。

30分ほど登ったところにある東花童子社もそのひとつ。

山家神社奥宮

「花童子宮跡」の石碑が建ち、群馬(上州)側の中宮の位置づけとなる。

山家神社奥宮

山家神社で写真を見せると、「東花童子」の御朱印がいただける。

山家神社奥宮

宮の建っていた平地とそれを囲む石積みが残る。
今日は寒波襲来直前の絶好の日和で、風が強かったことで雲も少なく青空が広がっていた。
冠雪した北アルプスがとても美しかった。

山家神社奥宮

登拝道は途中、岩が向きだしの場所もある。

山家神社奥宮

絶好の景色や登拝道をじっくり楽しみながら、やがて3時間経過しようかというところで、菅平高原からの道と合流し、木道を山頂へと向かう。

山家神社奥宮

まずは長野側の奥宮(信濃社)
南側以外を石塁に囲まれている。

山家神社奥宮

奥に群馬側の奥宮(上毛社)
北側のみ石塁が積まれている。

山家神社奥宮

今日は四方の山々がとてもきれいに見えたが、南側を凝視するとうっすらと富士山が見えた。
最大望遠で撮ったのがこの写真。遠くても流石の存在感!

山家神社奥宮

昼食をとりながら休憩後、根子岳に向かう。途中うっすらと積雪がでてきた。道も濡れていて滑りやすい。

山家神社奥宮

根子岳が見えたところで、まだまだ距離あるし、戻る体力を考えて今回は断念した。

山家神社奥宮

帰りも浅間山がきれいに見えた。

山家神社奥宮

途中分岐を登った道(東花童子経由)とは別の道を下り、的岩に出る。
岩脈が数百メートル続いているといい、修験道の修行には最高な場所だと感じる。

山家神社奥宮

午後3時駐車場に戻ってくる。最高の天候に恵まれた良い登拝になった。
山家神社に参拝し、御朱印をいただく。

山家神社奥宮(四阿山山頂)
長野県上田市真田町・群馬県吾妻郡嬬恋村

信濃上田 上洗馬神社

上洗馬神社

上田市に鎮座する上洗馬神社。御祭神は大己貴命、天照皇大神、秋葉大神、大山祇命。
旧上洗馬村の産土神で、明治42年の神社整理で田中の秋葉社、三島平の三島社、横道の皇大神社を合併したというので、主祭神は大己貴命だったか。社伝では享禄4年(1531)に諏訪大社の御分霊を遷したというが祭神からはうかがえない。

上洗馬神社

鳥居、社殿、手水舎、神倉と揃った境内

上洗馬神社

手水舎は凝った彫刻が施されている。

上洗馬神社

鳥居の先に社殿が建つ。

上洗馬神社

鳥居横に「塩竈大明神」と書かれた石碑

上洗馬神社

拝殿に参る。

上洗馬神社

拝殿には右に「黒馬と白馬」、左に「赤馬と白馬」の絵馬が掛けられている。当地には戸隠信仰があり、干ばつのとき戸隠神社から御水をいただき神前に捧げて降雨祈願する風習があったという。

上洗馬神社

拝殿から廊下でつながる本殿覆屋

上洗馬神社

本殿は組物や彫刻など非常に凝った造りになっている。

上洗馬神社

本殿前の狛犬はギョロ目が印象的な南洋的雰囲気がある。

上洗馬神社

本殿後ろに「御神木之碑」
ここに周囲9メートルの樹齢1000年の欅の巨木があったそうだ。昭和57年の台風で倒れたというが、境内には他にも大きな木が多い。

上洗馬神社
長野県上田市真田町傍陽字上平2677

信濃上田 小玉神社

小玉神社

上田市に鎮座する小玉神社。御祭神は建御名方刀美命、八坂刀売命。
信濃国一宮の諏訪大社の御分霊を遷し、旧上原村三集落の産土神とした。

小玉神社

畑の広がる斜面の中に鳥居と社殿が建つ。

小玉神社

鳥居前はすぐフェンスになっているが、鳥居と社殿の間は空間がある。
目前には砥石崩れで有名な砥石城が見える。

小玉神社

拝殿に参る。

小玉神社

拝殿内には祭礼の奉燈と思われるものが保管されている。

小玉神社

拝殿裏の本殿は御垣に囲まれ、中に巨石と朽ちたご神木がある。

小玉神社

本殿は巨石に挟まれるように鎮座し、割石明神と呼ばれた時期もあった。

小玉神社

本殿後ろに石祠が1基あり、中に古い木札が納められていた。
御朱印は本務社の山家神社でいただいた。

小玉神社
長野県上田市真田町本原字小玉3196

信濃上田 竹室神社

竹室神社

上田市に鎮座する竹室神社。御祭神は大山祇命、日本武尊命。

竹室神社

社伝によると、日本武尊が東征の帰路、四阿山を越えて当地に来た時、村人は梢を折って仮屋を建ててもてなした。その跡に宮を建て柴宮と称したといい、現在は竹室神社の奥宮になっているという。

竹室神社

正面から見ると境内四隅に木が植えてあり、開放感ある境内になっている。

竹室神社

拝殿に参る。

竹室神社

拝殿と幣殿でつながる本殿覆屋に本殿が収まる。
拝殿右に境内社が2社ある。

竹室神社

本殿には獅子の彫刻が彫られている。

竹室神社

寛政十一年銘のある石祠

竹室神社

天満宮の石祠には文化十二年の銘がある。

竹室神社

境内社の間にある木の根元には日本武尊の足跡といわれる神足石があるが、風化してよくわからない。
御朱印は本務社の山家神社でいただいた。

竹室神社
上田市真田町本原字竹室2323

信濃上田 表木神社

表木神社

上田市に鎮座する表木神社。御朱印は建御名方命、八坂刀売命。
信濃国一宮の諏訪大社の御分霊を遷し、旧中原村の産土神とした。境内にかつて周囲11メートルの樹齢1000年の欅の巨木があったという。

表木神社

諏訪上社を祀った表木神社に対し、諏訪下社を祀った裏木神社に先に参拝していたので、広い境内に驚いた。

表木神社

鳥居が建つ。

表木神社

安永七年銘の燈籠

表木神社

拝殿に参る。

表木神社

本殿

表木神社

本殿の右に境内社が3社並ぶ。

表木神社

真ん中は木製社殿

表木神社

この地域は石祠が多い。

表木神社

道路を挟んで建つ石燈籠は天保二年の奉納。
御朱印は本務社の山家神社でいただいた。

表木神社
長野県上田市真田町本原字表木1403

信濃上田 裏木神社

裏木神社

上田市に鎮座する裏木神社。御朱印は建御名方命、八坂刀売命。
信濃国一宮の諏訪大社の御分霊を遷し、旧中原村の表木に上社を、本原に下社を祀った。

裏木神社

道路沿いの小さな境内。かつては周囲13メートルの樹齢1000年の欅の巨木があり裏木と言ったという。

裏木神社

拝殿前に燈籠が2基建っている。拝殿に参る。

裏木神社

拝殿後ろに石祠の本殿がある。

裏木神社

本殿後ろの石の上に石祠が1基ある。

裏木神社

境内に由緒を書いた記念碑がある。
御朱印を本務社の山家神社でいただいた。

裏木神社
長野県上田市真田町本原字裏木958