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北方領土の神社 千島・北方領土社寺協会日露共同調査報告書

北方領土の神社 千島・北方領土社寺協会日露共同調査報告書
編輯:北方領土文化日露共同学術交流実行委員会
発行:北海道神社庁
発売:神社新報社
発行日:2005年9月1日
ページ数:250ページ+44ページ
定価:3,000円+税
現在ロシア領の北方領土の神社に関する調査報告書。先に発行された北海道神社庁誌にも北方領土の神社は掲載されるが、より詳細な調査結果となっている。日本人の退去後は取り壊されたり荒廃したりして跡となっているところも多く、不明な部分も多く残るが貴重な資料。
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【完全保存版】古事記 日本の神様と神社

【完全保存版】古事記 日本の神様と神社
発行所:英和出版社
発行日:2017年5月1日
ページ数:159ページ
定価:1,200円+税
2012年8月に発売された「日本の神々を訪ねる」を再編集。古事記を完結に解説しながら、登場する神々、ゆかりの土地・神社を紹介する。古事記の入門本としては基本的な構成だが、掲載される風景写真がとても印象的な一冊。
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神社百景DVDコレクション23 松尾大社・大原野神社・城南宮・向日神社

神社百景DVDコレクション23 松尾大社・大原野神社・城南宮・向日神社
出版社:デアゴスティーニ・ジャパン
発売日:2017年3月28日
価格:1388円+税
収録時間:約88分
BSジャパンで放送された「GRACE of JAPAN 自然の中の神々」(第1シリーズ)の中から「都の春 京都洛西編」(#10)、「都の春 京都洛南編」(#9)を収録している。ナレーションは堤真一氏。洛西編では松尾大社と大原野神社、洛南編では城南宮と向日神社を紹介している。
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全國官國幣社写真帖

全國官國幣社写真帖
編輯兼発行者:愛知県神職会
発行日:1937年9月30日 非売品
ページ数:418枚
「本写真帖は本会が昭和十二年三月十五日より六月五日まで八十三日間、現下の混沌複雑なる世相に鑑み、社会大衆へ、国体観念の認識を深からしむる目的のもとに、名古屋市舞鶴公園の美術館を会場として、神祇館を開設したる際、同館内に陳列せる全國官國幣社の写真を輯録して、一巻に収めたもので、巻頭には特に神宮の承認を得て、両宮の写真を差加えた。」
と集録の目的と収録写真の由来が記されている。収録された神社は207社。それぞれに御祭神、例祭日と簡単な由緒が記されて写真が1枚収録される。鳥居付近の写真が多いので社殿が写らない神社もあるが、昭和十二年当時の貴重な写真を見ることができる。また、官国幣社の中には海外(朝鮮・台湾・樺太)にかつて鎮座していた神社も8社含まれる。

能登門前 櫛比神社②

櫛比神社

輪島市門前に鎮座する櫛比神社。御祭神は大名牟持命と少名彦命。

櫛比神社

今日は能登沖地震が起こった日で、復興10周年法要が総持寺祖院で開かれるのに合わせて参拝しました。
拝殿に書き置きの御朱印があったのでいただきました。

櫛比神社

境内は苔の緑が美しい。御神木の注連縄が少し変わっている。

櫛比神社

晴れた日であったが風はまだ肌寒かった。

櫛比神社
輪島市門前町門前1-甲1

栃木県神社誌 神乃森 人の道

栃木県神社誌 神乃森 人の道
編集発行:栃木県神社庁
発行日:2006年7月12日
ページ数:本巻1122ページ+別巻164ページ
栃木県神社庁設立六十周年記念事業として新編纂された栃木県下の1917社の神社名鑑。昭和39年編集の「栃木県神社誌」を基礎としていることに変わりないが、参考文献として上がる「埼玉の神社」や「福井県神社誌」の編集項目を参考にして、前書にはなかった神紋や社頭写真、所在地図が付いている。項目の記載内容も見直しされ、統一感を持たせたようで、説明が簡素になった神社もある。30余年を経ても神社数に変動はないが、名鑑単位が支部から行政市町村になったため、記載内容を比較するのは大変である。とはいえ、ページ数も大幅に増え(文字が大きくなったところも大きい)、神社名鑑としての完成度も高い。
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栃木県神社誌

栃木県神社誌
発行所:栃木県神社庁
発行日:1964年2月11日 非売品
ページ数:508ページ+全国別表神社一覧
栃木県神社庁設立十五周年記念事業として編集された栃木県下の1917社の神社名鑑。御祭神、例祭日、由緒など基本項目の簡潔なものだが、別表神社5社については特に詳しく詳細されている。
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越前丸岡 多禰神社

多禰神社

坂井市の多禰神社。御祭神は稻倉魂命を主祭神とし、天児屋根命、大国主命を合祀する。延喜式坂井郡の論社。

多禰神社

広がる田の向こうに朱色の鳥居が見える。

多禰神社

社殿は南向き

多禰神社

参道には鳥居がたくさん建っている。

多禰神社

境内入口の唯一の石鳥居の横に「式内 多禰神社」の社号標。鳥居には旧社名の「種神社」の扁額が掛かる。

多禰神社

階段を上がると社殿が見えてくる。

多禰神社

拝殿に参る。

多禰神社

社殿には彫刻は少ないが、入口に虎(左)と鯉の滝登り(右)の彫刻がついている。

多禰神社

拝殿の後ろに本殿がつく

多禰神社

本殿の左には平成25年10月に振媛母子像が建っている。振媛はこの高向郷で男大迹王(のちの継体天皇)を養育したと伝わる。男大迹王が生まれたのが近江国高島郷三尾の山崎で、ここを高椋の山崎として振媛像は滋賀県高島市を見つめている。

多禰神社

拝殿右に移動式の舞殿のような建物

多禰神社

その上のほうに鳥居と小さな石祠がある。

多禰神社

中には文字が書かれた石板のようなものが祀られているが何だろうか。

多禰神社
福井県坂井市丸岡町山崎三ケ64-77

越前福井 大己貴神社

大己貴神社

福井市に鎮座する大己貴神社。御祭神は大己貴命を主祭神とし、直野神社の三尾君、天満神社の菅原道真公を合祀する。合祀されている直野神社は延喜式足羽郡の論社。

大己貴神社

城山の西麓に鎮座する。城山は北陸道を見渡す要衝として三度、城が築かれた。南居城、蕗野寺城、朝津城と時によって呼び名が変わるので城山という一般名称で呼ばれているようです。

大己貴神社

社前には地蔵堂や石碑が並ぶ。

大己貴神社

入口に社号標、階段を上って境内に入る。

大己貴神社

境内入口に鳥居

大己貴神社

社前西側の平野に田が広がる。

大己貴神社

社殿右に御神木の杉は特に高く目立つ。

大己貴神社

拝殿に参る。

大己貴神社

コンクリート製の社殿で拝殿後ろに本殿がつく。

大己貴神社

本殿裏には南居町の集落が山裾まで広がっている。

大己貴神社
福井県福井市南居町45

越前丹生 大洗磯﨑神社

大洗磯﨑神社

越前町に鎮座する大洗磯﨑神社。御祭神は大名持命、少彦名命。延喜式丹生郡大山御板神社の論社。

大洗磯﨑神社

社前の道路は狭い。駐車場がないので空き地をしばらくお借りする。

大洗磯﨑神社

鳥居と社号標。鳥居の先に長い階段が待っている。ちょうど帰ってきた子供たちと挨拶を交わしてから上り始める。

大洗磯﨑神社

上の平地に出ると、参道の先に社殿。社殿の前に玉垣がめぐる。

大洗磯﨑神社

拝殿に参る。拝殿の扁額は「大洗神社」

大洗磯﨑神社

拝殿の左に神輿殿

大洗磯﨑神社

拝殿の右手に境内社と神社が鎮座する乙坂山への登山口がある。

大洗磯﨑神社

境内社をのぞくと地蔵が祀られていて、どうやら地蔵堂のようだ。

大洗磯﨑神社

高台に鎮座することから景色が良い。曇っていたのが残念。

大洗磯﨑神社
福井県丹生郡越前町乙坂12-24

越前丹生 八坂神社

八坂神社

越前町に鎮座する八坂神社。御祭神は素盞嗚尊、奇稻田姫命、應神天皇。

八坂神社

社殿は南向き。越知山への参詣道のひとつに位置していた。

八坂神社

2つの鳥居をくぐると右に辻神社

八坂神社

右に宝物殿

八坂神社

さらに進むと右の土盛の上に石祠が2つ

八坂神社

中門。安永五年、松平和泉守乗完の造営

八坂神社

右に神輿殿

八坂神社

左に御膳水(延命水)

八坂神社

正面の拝殿に参る。

八坂神社

拝殿左に雨夜神社。延喜式丹生郡の論社で、御祭神は雨夜神、保食神。明治四十三年に天屋から遷座された。

八坂神社

境内社は左に三社。天満神社、愛宕神社、御塔神社。御塔神社の祭神は鎌倉時代の木造女神像で、神仏習合の名残として有名。

八坂神社

右に五社。薬師神社、八幡神社、市姫神社、神明神社、白山神社。背後の蛇谷山嶺谷に散在していたのを境内に遷座したという。

八坂神社

飛鳥井櫻は応永三十四年に権中納言飛鳥井雅縁卿が京より参詣の折植樹したが、後枯死したので、嘉永年間に神主が移植したものという。

八坂神社

社前の角に古い屋形があったので神主宅かと思ったら酒蔵であった。宮司宅はもう一軒手前と教えてもらい訪ねたが、今日は留守だったので御朱印は確認できなかった。

後日再訪したとき、宮司宅で庭掃除していた方がいたので尋ねてみた。「宮司はいないので基本的に授与していません」という返答だったが、宮司宅というにすでに兼務社になっているということか。

八坂神社
福井県丹生郡越前町天王18-24

越前丹生 雨夜神社旧地

雨夜神社旧地

越前町に鎮座していた雨夜神社の旧鎮座地。御祭神は雨夜神、保食神。

雨夜神社旧地

道路沿いの坂を上り

雨夜神社旧地

階段を上る。

雨夜神社旧地

階段の先をUターンすると旧境内。眼下には集落、平野が広がる。

雨夜神社旧地

反対側から境内を見る。あまり広くないが社殿がここに建っていたのか。

雨夜神社旧地

真ん中ほどに石碑がひとつ。正面に「雨夜神社鎮座址」、右に「明治四十三年四月廾五日 八坂神社境内ニ移転ス」とある。

雨夜神社旧地
福井県丹生郡越前町天王

越前丹生 麻氣神社

麻氣神社

越前町に鎮座する麻氣神社。御祭神は少彦名命、藥師如來。延喜式丹生郡麻氣神社の論社。

麻氣神社

集落の北端、民家と田の間を歩いて行く。社殿は東向き。

麻氣神社

社殿の前、神旗を立てる石が埋められている。

麻氣神社

本殿に参る。

麻氣神社

中は祭り道具か倉庫のようになっている。社号がわかるのは提灯の「麻氣神社」ぐらいだが、武者絵などの絵馬が前、左右に掛けられている。

麻氣神社

本殿の左前に地蔵堂があり、三体の石仏が祀られている。

麻氣神社

集落は山に囲まれていて、携帯電話は通じない。

麻氣神社

神社へと向かう途中、向こうに猪が走って行った。こちらに向かって来ないかとドキドキした。

麻氣神社
福井県丹生郡越前町真木1-1

越前福井 大丹生八幡神社

大丹生八幡神社

福井市に鎮座する八幡神社。御祭神は應神天皇を主祭神とし、仲哀天皇、神功皇后を配祀する。延喜式敦賀郡丹生神社の論社。

大丹生八幡神社

社殿は南向き。集落の北、日本海へと延びる丘陵の南麓に鎮座する。

大丹生八幡神社

鳥居から社殿への参道は左に少し曲がっている。

大丹生八幡神社

手水舎の手水は大きな貝殻。日頃手入れはされていないようだが珍しい。

大丹生八幡神社

左手に神輿殿

大丹生八幡神社

社殿の左手にも蔵のような建物

大丹生八幡神社

その下には一代前の鳥居の礎石(中央)と扁額、二代前の鳥居の礎石(左)が飾られている。

大丹生八幡神社

拝殿に参る。

大丹生八幡神社
福井県福井市大丹生町46-2

越前福井 加茂廼神社

加茂廼神社

福井市に鎮座する加茂廼神社。御祭神は別雷神、伊弉諾尊、伊弉冉尊、少奈彦命、違提希。延喜式丹羽郡雷神社の論社。

加茂廼神社

海岸沿いに集落が広がり、集落の山手に鎮座する。鳥居の扁額は「加茂神社」

加茂廼神社

階段を上っていくと、集落の先に海が見える。

加茂廼神社

階段を上ると境内入口に鳥居と社号標。社号標は「村社 加茂神社」、鳥居の扁額は「加茂廼神社」。正式名の加茂廼神社はここだけで他はすべて加茂神社になっている。地元では加茂神社で通っているようだ。

加茂廼神社

鳥居の脇にイチョウの大木

加茂廼神社

参道右の階段を上ると聖徳太子社

加茂廼神社

拝殿は開いていたので中で参らせていただく。

加茂廼神社

非常に絵馬が多い。地元の信仰心の強さがうかがえる。

加茂廼神社

海に近く漁師が多かったのか、やはり舟絵馬が多い。

加茂廼神社

正面には浮き出しの絵馬もある。

加茂廼神社

拝殿左に神輿殿

加茂廼神社

本殿右に境内社が二社。

加茂廼神社

その左に男山八幡神社

加茂廼神社

神社の背後(北)には三本木川が流れる。

加茂廼神社
福井県福井市鮎川町87-10

越前丹生 鉾島神社

鉾島神社

福井市に鎮座する鉾島神社。越前加賀海岸国定公園の鉾島を御神体とする。

鉾島神社

鉾島園地の駐車場から鉾島への入口に鳥居が建つ。

鉾島神社

鉾島は柱状節理を見ることができ、岩が鉾を立てたように並んでいることから命名された。

鉾島神社

柱状節理が絶景を生み出している。

鉾島神社

無風で天候も良かったことから鉾島に上ってみる。

鉾島神社

頂上に祠が建っている。

鉾島神社

頂上には漁師が海から拾い上げた不動明王が安置されているというが、不動明王は欠損しており、中央には観音様が祀られている。

鉾島神社

頂上からは北東方向に亀島、後方の西側にうっすらと雄島が見える。

鉾島神社

海岸に下りてみる。

鉾島神社
福井県福井市南菅生町28−1

越前坂井 天満神社

天満神社

福井市に鎮座する天満神社。御祭神は菅原道真公。延喜式坂井郡糸前神社の論社。

天満神社

海岸沿いに広がる糸崎集落から山手へ。境内は海に向かって北西向き

天満神社

鳥居をくぐってまっすぐ参道が延び、階段を上る。

天満神社

拝殿に参る。

天満神社

鳥居が建つ平地には育王山糸崎寺が建つ。位置関係からして天満神社はもと糸崎寺の鎮守でしょうね。

天満神社

石舞台では一年おきの4月18日に仏舞が奉納される。左のやぐらの上に舞い楽手が座り、手前に楽人、奥で仏舞が舞われる。出演者はすべて男性で、糸崎で産湯を使った者に限られるということで保存会があるとはいえ、継続は大変でしょうね。

天満神社

本尊は唐渡千手観世音菩薩。中国の育王山の高層禅海が安置したという。

天満神社

境内からは眼下に日本海を見下ろせる。右手に亀島が海に泳ぎ出す亀のように見える。

天満神社

海岸沿いの小山の上に禅海上人之墓があり、当地が禅海上人のお墓松の跡地という。

天満神社

海岸近くまで下りてくると亀島は亀のように見えない。

天満神社
福井県福井市糸崎町22-14

越前坂井 硲神社

硲神社

福井市に鎮座する硲神社。御祭神は大日孁貴尊、天津児屋根命。

硲神社

境内は南向き。集落北の丘の中腹に鎮座する。

硲神社

朱色の鳥居の先に石鳥居

硲神社

石鳥居からの眺望。手前の集落が中山町、道路を挟んで正面奥の山裾が田ノ頭町、左奥が石畠町となる。硲神社には一時期石畠町の春日神社(式内社論社)が合祀されていた。

硲神社

階段の先に社殿。社殿のまわりは木に囲まれて薄暗い。
拝殿に参る。

硲神社

本殿は弊殿で拝殿とつながる。拝殿に小さい鐘が吊られていた。

硲神社

拝殿の右手に本堂。「大斐閣」の扁額が掛かる。観音堂か?
日当たりのいい場所に建つ本堂は集落からはこちらのほうがよく見える。

硲神社
福井県福井市中山町4-35

越前坂井 田ノ頭春日神社

田ノ頭春日神社

福井市に鎮座する春日神社。御祭神は春日大神。
式内社論社の春日神社(石畠町)を訪ねたはずが、隣の集落に行ってしまいました。

田ノ頭春日神社

山裾に広がる集落

田ノ頭春日神社

そのほとんどが段になった田になっていて、水を張れば美しい景色になるでしょう。

田ノ頭春日神社

境内の入口に地蔵堂。ここから見える建物は倉庫のようでした

田ノ頭春日神社

平地の奥に社殿。手前には倒壊した鳥居の石材が転がり

田ノ頭春日神社

社殿前には崩れた五輪塔が残っていました。
拝殿に参る。

田ノ頭春日神社
福井県福井市田ノ頭町

越前坂井 新保春日神社

新保春日神社

坂井市に鎮座する春日神社。御祭神は天児屋根命、姫大神、武甕槌命、経津主命、彦太命。

新保春日神社

社殿は北東向き。社前から数十メートルで九頭竜川が流れる河口にある。

新保春日神社

境内は広く開放的だ。

新保春日神社

参道左に厳島神社

新保春日神社

参道左に金刀比羅神社

新保春日神社

拝殿に参る。

新保春日神社

本殿

新保春日神社

拝殿左に神輿殿

新保春日神社

本殿左に石祠

新保春日神社

本殿右に八幡社

新保春日神社

拝殿右に磯前神社、前に石祠

新保春日神社

磯前神社に祀られているのは石像。地蔵というより僧に見える。

新保春日神社

拝殿右に事代主神社

新保春日神社

今日は春祭りの準備か社務所が開いていた。床の間に北前船の絵馬が飾られていた。

新保春日神社

境内の西隅に屋根付きで片岸神社の遺物が置かれている。延喜式坂井郡の論社で、現在は春日神社に合祀されている。

新保春日神社

阿古江新保浦字片岸岡燎火山に天平勝宝年間に片岸神社を建立して、三国水戸開闢の王(継体天皇)をお祀りしたという。

新保春日神社
福井県坂井市三国町新保18-16

越前坂井 鵜森神社

鵜森神社

坂井市に鎮座する鵜森神社。御祭神は伊弉册尊を主祭神とし、天津児屋根命、天照皇大神、大日靈貴尊を合祀する。延喜式坂井郡鵜屎神社の論社。

鵜森神社

社殿は北西向き。

鵜森神社

境内の背後には九頭竜川が流れ、境内は川筋に沿って作られているとも言える。
鵜森神社と改称する前は白山神社と称していたという。今の社殿向きからすると三霊山の白山ではなく、能郷白山を遙拝しているようにも見えるが、九頭竜川河口ということを考えると平泉寺白山神社の影響下にあるものか。

鵜森神社

神幟を立てるポールが多いが、鳥居は参道途中にひとつ。

鵜森神社

参道中程まで来ると両側に灯籠が並ぶ。

鵜森神社

神社の木にサギが巣作りをしていた。鵜森という名も社叢に鳥がたくさん住み着いたことによるものか。

鵜森神社

拝殿の右に社務所、左に石祠が並ぶ。

鵜森神社

拝殿に参る。

鵜森神社

拝殿の木鼻には狛犬がしがみついている。

鵜森神社

本殿左の石祠には千手観音や恵比須、布袋、毘沙門天などが祀られ、周辺にあったお堂が集められたもののようだ。

鵜森神社
福井県坂井郡三国町川崎13-11-1

越前坂井 加奈井神社

加奈井神社

坂井市に鎮座する加奈井神社。御祭神は日本武尊。延喜式坂井郡坂名井神社の論社のひとつ。

加奈井神社

社殿は西向き。隣に金井区民館が建つ。

加奈井神社

社殿右前の建物

加奈井神社

中には石像の釈迦三尊や子守地蔵などが祀られている。

加奈井神社

左前の建物。屋根は石造りになっている。

加奈井神社

やはり中には地蔵が祀られている。

加奈井神社

拝殿に参る。

加奈井神社

扁額は「不動尊」。不動明王が祀られているようだ。

加奈井神社

社号は拝殿内に吊られた提灯にしか見当たらない。

加奈井神社
福井県坂井市三国町楽円2-10-1

越前坂井 氷川神社

氷川神社

坂井市に鎮座する氷川神社。御祭神は素盞嗚尊。延喜式坂井郡枚岡神社と比古奈神社の論社。

氷川神社

社殿は南西向き。後ろにJR三国駅がある。

氷川神社

今週春祭りが終わったところのようだ。今日は修繕に数人が来ていた。

氷川神社

拝殿に参る。拝殿に書き置きの御朱印が置いてあった。

氷川神社

中央の扁額は「氷川神社」だが、左右に旧社号の「牛頭天王宮」の扁額が掛かる。

氷川神社

三国湊に近いとあって北前船の絵馬も奉納されている。

氷川神社

拝殿背後に本殿。古そうな社殿だが覆屋に入らず間近に見ることができる。通路脇の右の狛犬は失われている。

氷川神社

拝殿の右の建物。小ぶりだが舞殿であろうか。

氷川神社

本殿右に○匠神社。崩し字のため一文字目が読めない。

氷川神社

その右に稲荷社

氷川神社

その右に不動社。石の不動明王が祀られている。

氷川神社

参道右手に社務所。社務所前に御神木が立つ。

井戸も残る。

氷川神社

神社裏手に三国祭の貴宝区の山車が収納されている。

氷川神社
福井県坂井市三国町北本町1-4-30

越前坂井 神明神社

神明神社

坂井市に鎮座する神明神社。御祭神は天照大神、継体天皇。継体天皇が越前国河川開拓のとき枚岡を行在所とし、王が越前を離れた跡、民が徳を偲んで旧行在所に遷座して枚岡神社と称したという。のち神明社に改称した。延喜式坂井郡枚岡神社と坂名井神社の論社のひとつ。

神明神社

神社は南向き。周囲の道路は狭い。境内入口に三国祭の四の部地区山車が収蔵されている。

神明神社

参道上に鳥居、「神明社」の扁額が掛かる。

神明神社

拝殿に参る。

神明神社

本殿の前には中門があり、御垣に囲まれている。

神明神社

本殿左に合祀社。延喜式坂井郡比古奈神社(御祭神は少彦名命)を合祀しているとする。

神明神社

左に舞殿付きの社務所

神明神社

境内の西端に境内社味坂神社。延喜式坂井郡の論社で、伊邪那岐命を祀る。

神明神社

味坂神社の社殿横に鬼瓦、狛犬、組物などが展示されている。福井大地震で倒壊した社殿のものだろうか。

神明神社

本殿の右、北向きに辰巳川神社が建つ。辰巳川不動明王と呼ばれた北受け不動尊を祀る。

神明神社

本殿の御垣北口の前にも狛犬が設置される。

神明神社

境内の隅に旧社号標が立つ。

神明神社
福井県坂井市三国町神明2-2-3

越前坂井 伊岐神社

伊岐神社

坂井市に鎮座する伊岐神社。御祭神は由緒碑によれば、日本武尊、継体天皇、安閑天皇。延喜式坂井郡の論社のひとつ。

伊岐神社

坂井丘陵の南端に鎮座し、社前は坂になっている。

伊岐神社

社号標と鳥居の先に階段。社殿は南向き。

伊岐神社

参道の右に境内社が二社。手前に「帝釈天」、奥に「毘沙門天」の扁額が掛かる。

伊岐神社

毘沙門天社の木鼻は狛犬になっていて、柱に抱きついたような姿勢が愛らしい。

伊岐神社

拝殿に参る。

伊岐神社

幣殿とつながる本殿。境内は土塁状の高まりに囲まれている。

伊岐神社

拝殿下に「白」と書かれた石製鬼瓦。伊岐神社は移転、廃絶。再興という流転の歴史を経て、白山神社に合祀され、社名を白山神社から伊岐神社に改称したという。社殿改築前の屋根に上がっていたものだろうか。白山神社の御祭神は伊邪那美神、速須佐之男神、大山津見神。

伊岐神社

社殿は樫の木のような木に囲まれている。大木が多く、原生林の残りだろうか。おかげで境内は神域として隔絶した空間となっている。

伊岐神社
福井県坂井市三国町池上25

越前坂井 八雲神社

八雲神社

あわら市に鎮座する八雲神社。御祭神は速須佐之雄尊を主祭神とし、罔象女命、安徳天皇を合祀している。延喜式坂井郡布久漏神社の論社のひとつ。

八雲神社

坂井丘陵にあり、北潟集落の北、経塚山に鎮座する。周辺は風力発電の風車が無数に立つ。

八雲神社

参道は東向き。杉の間を境内へ

八雲神社

入口に社号標。石橋を渡ると一の鳥居

八雲神社

参道の途中に朱色の大鳥居

八雲神社

階段を上っていく。

八雲神社

最初に西向きの境内社

八雲神社

その左に西向きに境内社磯﨑神社

八雲神社

出雲神社の社殿は南向き

八雲神社

本殿の右にお堂

八雲神社

中には薬師如来と仁王像。江戸時代は牛頭天王と呼ばれていて、薬師如来はかつての本尊だろうか。仁王像は仁王門があったのだろう。いずれも神仏分離で神社から撤収されてこの建物に集められたと思われる。

八雲神社

出雲神社に参る。

八雲神社

拝殿後ろに幣殿とつながる本殿は一段高い場所にある。

八雲神社

本殿とお堂の間に梵字の書かれた石塔と石祠が残っている。

八雲神社
福井県あわら市北潟46-30

越中高岡 中川熊野神社

中川熊野神社

高岡市に鎮座する中川熊野神社。御祭神は伊弉冉命、事解男命、速玉男命、彦屋主田心命。延喜式射水郡加久彌神社の論社のひとつ。

中川熊野神社

社殿は東向き

中川熊野神社

社号標には「村社 熊野社」とある。

中川熊野神社

拝殿に参る。
拝殿は新しい。「熊野神社」の扁額が掛かる。

中川熊野神社

拝殿前に、下が高岡城の石垣石で、上が雨晴海岸の石という神社自慢の石燈籠。

中川熊野神社

拝殿後ろに本殿

中川熊野神社

本殿左に神輿殿、間に御神木の白樫

中川熊野神社

本殿右に御神木のウラジロガシ

中川熊野神社

鳥居の左には御神木の杉

中川熊野神社

参道右に御神木のイチョウ

中川熊野神社

拝殿左手に御神木のモミ。多種類の御神木が立つ。

中川熊野神社

本殿裏、西側に南向きに神明社の鳥居と社号標。しかし、社殿は見当たらない。

中川熊野神社

神明社の境内に御神木のウラジロガシ

中川熊野神社

社務所の前に御神木のイチョウ。稲荷社の御神木とある。

中川熊野神社

社務所前には2基の燈籠と鳥居と

中川熊野神社

手水鉢、そして井戸がある。

昼食時間だったが社務所で御朱印を尋ねると快く書いて頂けた。折角なので拝殿で祈願して行ってください、と言われたので拝殿に入らせて頂いた。聞いたところ、神社では火事で社殿を喪失し、5年ほど前に新築したという。拝殿が新しかった謎が解けた。
拝殿の天井には2匹の龍(昇り龍と下り龍)が描かれている。神明社と稲荷社も合祀され、拝殿中央に稲荷社、右に稲荷社、左に水の宮(神明社)が祀られている。

中川熊野神社
富山県高岡市中川本町7-3

越中氷見 御田神社

御田神社

氷見市に鎮座する御田神社。御祭神は誉田別命、御年大神、大年大神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、天児屋根命。入口の由緒には氏神は大年様とある。
三代実録に記載のある御田神(式外社)とされる。

御田神社

境内は南向き。

御田神社

参道入口に社号標、中程に鳥居が建つ。

御田神社

拝殿前の参道には雪除け。大屋根から落ちる雪で参道が埋まるのを防ぐ。

御田神社

拝殿に参る。拝殿には額が4枚。読めるものを見ると明治期に境内で奉納された神事相撲の大関の名前が書いてある。
しかし、現在の境内には土俵は見当たらない。入口の由緒によれば、中世飯久保城主が祈雨祈願のお礼として感謝祭を執行後に青年相撲を奉納し現在まで続く、とある。

御田神社

拝殿の後ろ渡り廊下のような幣殿の前に本殿がある。

御田神社

本殿は檜皮葺

御田神社

本殿前の扉や本殿の吊り燈籠には、小槌が3つ合わされた変わった紋が付いている。

御田神社

参道の右側に社務所があるが、窓ガラスは割れ、中も荒れ放題で使用できた状態ではない。

御田神社

境内は杉が多いが、中に一本大きなイチョウの木がある。

御田神社

参道の左隅、上がったところに境内社が一社。

御田神社

集落は仏生寺川を中心にした谷間に広がる。

御田神社
富山県氷見市仏生寺496

越中氷見 石武雄神社

石武雄神社

氷見市に鎮座する石武雄神社。御祭神は猿田彦大神。三代実録に記載のある石武雄神(式外社)の論社とされる。

石武雄神社

道路に面して西向きに参道。鳥居の北東の小山に社殿がある。

石武雄神社

入口に社号標と鳥居。階段の手前に二の鳥居が立つ。

石武雄神社

階段を上っていくと、社殿は南向き。拝殿の前に風雪除けのブルーシートが張ってある。

石武雄神社

拝殿に参る。「石武雄神」という扁額

石武雄神社

拝殿と幣殿とつながる本殿。本殿は見えそうで見えない。

石武雄神社

拝殿左前に朽ちているがかつては大木だったと思われる御神木

石武雄神社

境内から西方向。麓の集落と田が広がる。

石武雄神社
富山県氷見市堀田1370