能登鵜川 菅原神社

菅原神社

能登町鵜川の菅原神社。御祭神は菅原道真公、猿田彦大神、少彦名神、饒速日命。道真公以外は合祀社の御祭神かもしれない。

11月7日に行われる例祭「いどり祭り」は、当番町の奉納した大鏡餅を他町がいどる(酷評、けなすの方言)という変わった祭礼が行われる。また8月に近くの海瀬神社の例大祭「にわか祭り」のにわか(袖きりこ)は菅原神社の前からスタートする。

菅原神社

海の近くに海に向かって鳥居が立つ。今日はちょうど草刈りの日だった。

菅原神社

鳥居前の灯籠。天保九年の銘がある。

菅原神社

拝殿に詣る。

菅原神社

拝殿前には二対の狛犬が奉納されているが、この古い狛犬は珍しく平たい顔をしている。

菅原神社

本殿裏に社務所があり、そちらで御朱印をいただく。今日はちょうど出かけていて、帰ってきたばかりだったということで運が良かった。

鵜川は七尾湾(内海)に南面していて、陸路を使うとやや不便な土地だが、往古は陸路より海路がメインであり、海路を使用すれば能登島まで20分という近さらしい。そうすると鹿嶋津と呼ばれた七尾港までは40分ほどで行けそうだ。陸路を車でいけば大きく迂回して1時間半ほどかかるか。鵜川の地が栄えた理由がそのあたりにヒントがありそうだ。

菅原神社
石川県鳳珠郡能登町字鵜川18-155

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