若狭高浜 青海神社

高浜町に鎮座する青海神社。延喜式内の古社で、御祭神は椎根津彦命、八幡神と稲荷大神を合祀している。

参道の入口を国道27号線が通り、交通量も多い。
冬は夕暮れが早い。薄暗くなっていたが参拝してきた。

17代履中天皇の息女、飯豊青皇女は青海皇女とも言われる。

参道を進み第一鳥居をくぐる。境内では落ち葉を燃やしていた。

清掃中の宮司に会釈して拝殿に詣る。

時計回りに本殿をまわる。本殿に裏に禊池が残る。
青海首の御祖神である椎根津彦命を慕って拝礼される時に青葉山を仰ぎつつ潔斎をした池と伝わる。

禊池の左方からは青葉山を遙拝することができた。

本殿右に三社の合祭殿。その後ろに八幡神社と稲荷神社が建てられていた。
帰りに清掃中の宮司に御朱印を有無を尋ね、社務所で御朱印をいただいた。
石川県羽咋郡志賀町に高浜町という場所がある。ここ大飯郡高浜町の漁師が集団で移住した土地で、確かに高浜神社の由緒書にそのようなことが書かれていたような。隣県の私にも縁のある土地でした。

青海神社
福井県大飯郡高浜町青15−1

若狭高浜 日置神社

高浜町に鎮座する日置神社。御祭神は応神天皇。当地を拠点にした日置臣の御祖神らしい。

神社は丘を南に少し登る。舗装された道路が延びている。

入口の左に社。山の神ノ社とある。

杉の並木の間を参道が続き、左奥に境内が見えてきた。

森の中で少し薄暗いが、雰囲気のある社叢。

覆屋の中の本殿に詣る。

本殿左に境内社が一社。

帰り道、正面に青葉山が大きく見える。この丘は青葉山を遙拝するにも絶好の場所であっただろう。

日置神社
福井県大飯郡高浜町日置49−23

若狭小浜 小浴神社

小浜市に鎮座する小浴神社。御祭神は若狭彦神、若狭姫神。現在若狭彦神社の境外末社となっている。

神社は西向きに鎮座する。

鳥居正面の道は小さな川(用水?)までで行き止まり。支柱は参道入口の印なのか、それとも手水を取る場所の印か。

鳥居に「小浴神社」の石額。社標は「末社 小浴神社」とある。

鳥居をくぐって左の建物は、拝殿でもある舞殿か。

本殿に詣る。

本殿の扁額は「小南神社」。当地は「小南」と呼ばれていたそうで、そのため国分寺近くにあった若狭国惣社、小浴神社の論社とされたようだ。

本殿左後方に境内社が一社。

小浴神社
福井県小浜市金屋

若狭小浜 多田神社

小浜市に鎮座する多田神社。延喜式内社に比定される古社。御祭神は大己貴命、応神天皇を配祀する。

多田神社から少し南に行けば多田寺がある。多田寺は多田神社の神宮寺として建立された寺で、さらに南方には役行者が修行した霊山である多田ヶ岳がある。

鳥居をくぐると参道、階段を上がる。

拝殿の後ろに本殿。本殿は拝殿よりさらに一段高くなっている。

本殿に詣る。

本殿右に三社合祀殿。左から廣嶺社、愛宕社、大神宮。

本殿左に三社。左から若宮社、六所神社、山神社。

多田神社
福井県小浜市多田16宮ノ下9