
今治市に鎮座する綱敷天満神社。御祭神は菅原道真公。社務所はふだん無人らしく、また早朝だったこともあり御朱印の有無は確認していない。

明日が例大祭の日だったらしく、集落内に幕が掛かっていた。

境内入口に鳥居と社号標。
太宰府への配流の途中、風波にあおられ当地の里人が助け、志島の東端の岩上に御座所を設けたが、急なことで敷物がなく漁船の綱を丸く巻き円座の替わりとしたという古伝により「綱敷天神」と呼ばれた。

絵馬殿

境内一帯は志島ヶ原という国名勝で、砂地に松原が広がる。

拝殿前にも松の大木が立つ。拝殿に参る。

拝殿の木鼻は龍の浮き彫りでとても凝っている。

拝殿前の燈籠?の獅子の彫刻もいい。

「梅の花 幾世の春や匂うらん 志島が原の神の宮居に」
伏見親王の歌碑が建つ。

境内社の皇大神社

住吉神社

須賀神社と荒神社の合祀殿

風呂神社の社名標が建つ境内社には

中央に風呂明神社、右に事代主神社、左に桜川神社の三社が祀られている。
綱敷天満神社
愛媛県今治市桜井6丁目2−1