山城洛中 白峯神宮

白峯神宮

京都市上京区に鎮座する白峯神宮。御祭神は第75代崇徳天皇、第47代淳仁天皇。
明治元年に創建された新しい神社。近代社格では官幣大社という高位に列せられた。

白峯神宮

車道は車通りが多く、正面から撮影できないため、やむやく歩道から斜めに鳥居と社号標を撮影する。

白峯神宮

鳥居をくぐると神門。一般駐車場は境内裏にあるようだが、許可車はここを通過して中に入る。

白峯神宮

境内に入ると正面に拝殿が建ち、右近の橘、左近の桜が定型通り植えられている。

白峯神宮

当宮は和歌・蹴鞠の公卿宗家飛鳥井家の邸跡に建てられており、一角に樹齢八百年の小賀玉の大樹がある。

白峯神宮

拝殿の後ろに御垣に囲まれた本殿が建ち、拝所が設けられている。

白峯神宮

拝殿の右に地主社。飛鳥井家の邸内社で「まり」の神である精大明神のほか、柊大明神、糸元大明神、白峯天神、今宮大神を祀る。
そのため、球技スポーツの精進を願い、サッカー日本代表が祈願に訪れ、中高生が部活動のために修学旅行の人気コースとなっているようだ。

白峯神宮

その左には蹴鞠保存会100周年記念に建立された「蹴鞠碑」

白峯神宮

その左には伴緒社。保元の乱に崇徳天皇方についた源氏の棟梁源為義公と、その子で弓の名人源為朝公を祀り、武道の神として、やはり中高生の部活動で参ることが多い。

白峯神宮

一番奥にあるのは潜龍社。悪縁を水に流して良縁に替えるという潜龍大神を祀る。

白峯神宮

拝所は修学旅行生で一杯だったが順番待ちしてお参りする。御垣の中の本殿

白峯神宮

拝殿の左には、4月14日の淳仁天皇祭で蹴鞠が奉納される場所。

白峯神宮

最後に授与所で御朱印をいただく。修学旅行生が列をなしてお守りを買い求めるためか、御朱印は書き置きのみで見開きの大きさ。
若者たちの元気さに圧倒されながら当宮を後にする。

白峯神宮
京都府京都市上京区飛鳥井町261番地

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